デッドプールの映画ネタバレ
公開日:
:
最終更新日:2017/08/26
デッドプール
原作に忠実な描写がなされた実写映画デッドブールはアメリカでは一足早く2月12日から公開されました。
5800万ドルという、スーパーヒーロー映画にしては低い予算で製作されたにもかかわらずキャラクター人気も手伝ってアメリカでのオープニング興行収入は20世紀フォックス史上最高の1億3,243万4,639ドル(150億円超)にもなりました。
デッドプールはヒーロー映画としてはありえないキャラクターであることが人気の理由にもなっているようです。
デッドプールの超一流のジョーク、高い戦闘能力、ハチャメチャな行動、無責任で自己中心的行動、世界や人類や平和のためではなく、自分のためだけの戦い等々は今までのマーベルヒーローとは一味違ったものです。
実写映画デッドブールは興行収入だけでなく、映画ファンや批評家からも高く評価された結果、映画評価サイトIMDbでは10点満点で8.5点という高得点を獲得しているとのことです。
後半は映画デッドブールのストーリーのネタバレとなりますので御注意ください。
かつて特殊部隊の有能な傭兵をしていたウェイドは第一線を引退。好き勝手に悪い奴をこらしめ、金を稼ぐという、ヒーロー気取りの生活をしていました。
ニューヨークのバーで出会った売春婦ヴァネッサとのベッドインはあまりに完璧なものでした。
これを契機に、かれらは一年間の同居を経て、ヴァネッサはウェイドのプロポーズを受け入れます。
ところがウェイドは病に陥り、全身末期癌と診断されます。
謎めいた人物が彼の癌を治療できる施設があると告げます。
ウェイドがよりどころとしてたずねた施設では末期ガンが治せるという名目で人体実験がほどこされ、肉体改造され、戦闘マシンとなって裕福な顧客に売られるというプロジェクトを実施していました。
施設を仕切っていたエイジャックスは自らも無敵の肉体を手に入れており、ウェイドにさまざまな実験を課して、彼を改造していきます。
ウェイドはミュータントの細胞移植により超人的回復力を持つ不死身の体となり、癌も治療しますが副作用で皮膚が醜く侵食されます。
怒りが収まらないウェイドは、エイジャックスと激しく戦った末に施設から逃亡します。
顔を含めて全身の皮膚がただれたウェイドは、ヴァネッサに素顔を見せる勇気がありません。
ウェイドは自身を実験台にし人生を滅茶苦茶にしたアジャックスに復讐とただれた皮膚を治療させることを決意します。
親友と相談の後、変装用マスクとスーツを着用し、自分のことをデッドプールと名のります。
デッドプールは暴力グループを次々となぎ倒していきますが、エイジャックスとエンジェルに恋人ヴァネッサを連れ去られてしまいます。
デッドプールはXマンであるコロッサスとネガソニックノの助けも得て、争いののちヴァネッサを取り戻します。
エイジャックスが皮膚の治療方法はないというので始末します。
ヴァネッサはウェイドが彼女を置き去りにしたことを怒っていましたが、まだ彼を愛しているので和解しキスをします。
後半は映画デッドブールのポストクレジットのネタバレとなりますので御注意ください。
映画が終わってからも延々とキャスト・スタッフの名前が流れていくのがクレジットと呼ばれるものです。
これはエンドロールとも呼ばれています。
館内証明が付かないので退屈極まりないクレジットをしかたがなく見ているのがこれまでの映画でした。
ところが映画「デッドプール」にはポストクレジットといって、デッドプールがクレジットの最中に続編への伏線となる台詞を喋るというおまけがあるのです。
ポストクレジットが撮られたのはロサンゼルスだということです。
このポストクレジットのおかげで退屈せずにデッドプールのクレジットをみれそうですね。
クレジットの途中でデッドプールが現れて映画は終わったといい、続編の呼び物はケーブルであると告げます。
ケーブルはデッドプールと異常に仲がいいキャラクターです。
映画デッドプールは過激な描写が含まれているためアメリカではR指定となれました。
以下はR指定となった理由ですが一部に過激な描写のネタバレが含まれています。
ダークユーモア、暴力描写、デッドプールが全裸で戦う、ウェイドとヴァネッサの濃厚なラブシーンや、デッドプールの止めどなく発せられるいかがわしい言葉等々は、アメリカで映画のR指定の要因となりました。
もティム・ミラー監督は織り込み済みで「R指定のおかげで、PG-13では不可能な現実味を出せたと思う」
「コミックブック映画が語るストーリーの範囲を拡大する重要な一歩だ。R指定だから作れるタイプの映画がある。
そして今こそ、この手の映画を作る時期だという気がしている。」
と言っています。
もっとコミック漫画の原作に忠実である限りだれが製作してもR指定は避けられないでしょう。
PG-13とは米映画協会(MPAA)による映画の指定区分の一つです。
入場制限は設けられていませんが、13歳未満の子どもが鑑賞する場合には保護者の注意や指導が望ましいとされています。
セクシーな場面や、バイオレンスシーンの描写が非常に過激なため、中国での上映は見送りになりました。
日本ではR-15指定(15歳未満鑑賞不可)での公開が予定されています。
<関連記事>
主役ライアン・レイノルズと新監督デヴィッド・リーチで作る映画「デッドプール2」
関連記事
-
レキシのゲゲゲの鬼太郎新エンディング主題歌のMV初公開・めざましテレビ
2018年7月11日のめざましテレビはレキシのゲゲゲの鬼太郎新エンディング主題歌のMVの初公開しまし
- PREV
- レヴェナントでの坂本龍一の音楽の役割
- NEXT
- 映画デッドプールの音楽(サウンドトラック)