映画デッドプールの音楽(サウンドトラック)
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最終更新日:2017/08/26
デッドプール
世界的に驚異的大ヒットした映画「デッドプール」は男女の愛やデッドプールとハチャメチャな話術やアクションは見どころですが音楽(サウンドトラック)が実に効果的使われています。
この映画に合う音楽(サウンドトラック)はラップ、ポップス、オールデイズなどのジャンル曲から構成されています。
既にデッドプールのサウンドトラックCDが発売されていますが、構成はスコア17曲&挿入歌6曲の全23曲からなります。
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★「夜明けの天使」は Juice Newtonの81年のヒット曲です。
「夜明けの天使」は元来とてもさわやかな歌なのですが、対照的に画面は血しぶき飛ぶようなシーンです。
この映像と音楽の真逆な対比が映画の魅力を深めているわけです。
ジュースニュートンのアルバム「夜明けの天使」の構成曲です。
Salt-N-PepaのアルバムVery Necessaryに収録されています。
YOUTUBEでも見ることができますが、ノリのいい曲です。
橋の上からデッドブールが車に飛び降りて悪党をハチャメチャにやつけるシーンで使われていて、爽快なアクションシーンを飾っています。
デッドプール映画のシーンのYOUTUBEもありますが、ここではSalt-N-Pepaのステップも見れる動画を掲載しました。
★カレンダー・ガールはNeil Sedakaの1961年のヒット曲です。
この曲は古き良きアメリカの時代の健康的な歌です。
彼女との楽しい毎日をその月の行事に合わせて歌った青春賛歌みたいな曲なのですが、これをデッドプールことデップーの恋人ヴァネッサとのもろ濃いセックスに対比するように使っています。
音楽ディレクターテッドカプランの計らいです。
★デッドプール・ラップはTeamheadkickが2013年にデッドプールのゲームに作った曲を映画版にリメイクしたものです
Teamheadkick – Deadpool Rap (Deadpool Original Soundtrack Album)
★ X・ゴン・ギヴ・イット・トゥ・ヤは2003年DMXのhip-hop ヒット曲です。
以来現在までにYOUTUBEでの視聴回数が5億回をこえているEarl Simmonsのおそるべきヒット曲ですね。
X Gon’ Give It To Yaは元々映画「ブラック・ダイヤモンド」(原題:Cradle 2 the Grave)のために録音された楽曲です。
映画「デッドプール」予告編 では1分30秒あたりから聴くことができます。
本編では真っ赤なコスチュームに身を包んだデッドプールは、X Gon Give It To Yaのビートに乗せて、敵をブッタ斬り、銃を撃ちまくり、次々に獲物をしとめていきます。
DMX – X Gon’ Give It To Ya
★ケアレス・ウィスパーは1984年のWHAM!のヒット曲です。
ワム!の2ndアルバム「メイク・イット・ビッグ」の最後の曲に収録されています。
この曲はある程度の年齢の方なら聞いたことがあるでしょう。
とてもロマンチックな曲ですが、この曲に合うデッドプールのシーンは映画をみてのお楽しみとしておきましょう。
なにしろ「ラブストーリーのデッドプール」ですから。
George Michael – Careless Whisper (Official Video)
ジャンキーXLとは、オランダ人ミュージシャンのトム・ホーケンバーグによるソロ・プロジェクトです。
日本で言えば、田島貴男がオリジナル・ラブという一人バンドやっているのと同じようなものですね。
「デッドプールスコア」の作曲は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のジャンキーXLことトム・ホーケンバーグによります。
ジャンキーXLがサウンドトラックを担当することになったきっかけは、監督から直接連絡を貰ったことからです。
彼は数々の映画のサウンドトラックに関わってきていますが最近では「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のサウンドトラックを作っています。
彼はロックとダンスのクロスオーバー分野におけるパイオニアの一翼でもあります。
トム・ホーケンバーグがデッドプールの主要なリフのため使用したシンセサイザーはARP 2600 synth や Synclavierです。
ARP 2600 synthは1970年代のシンセサイザーの名器です。
小室哲哉が1990年ごろ使用した一億円もするシンセサイザーがSynclavierでした。
エモーショナナルなシーンではOberheim synthesizerを使いました。
レコーディングの殆どはジャンキーXLが自身のスタジオで、これらの80年代のヴィンテージ楽器を使ってレコーディングしたそうです。
マッドマックスの時と同様にデッドブールのサウンドトラックはロマンチックな曲、疾走感のある暴れまわる曲、骨太重低音の曲等々映画のシーンにあわせて変幻自在な曲のオンパレードです。
挿入歌はオールデーズ、ラップ、ポップス、カントリー調と同様に、ジャンキーXLの電子音楽は幅広いジャンル構成です。
それは映画の方も単なるアクション映画ではなくて、コメディ、ラブストーリー等々観客をたのしませてくれるシーンが盛りだくさん詰まっているからですね。
日本での一般公開である6月1日が待ち遠しいですね。
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