ほころびごっこを聴いてからみろ!!川谷絵音のエンドクレジット版MV
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最終更新日:2018/09/20
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いつも手早く作詞作曲する川谷絵音が映画「ごっこ」のエンドクレジットを作詞作曲するためにクラッシックギターを持って小旅行をしました。
川谷絵音の作詞と作曲する時間はいつもとても短いとパンド仲間からも言われています。
川谷絵音・indigo la End の曲作りが早いわけは?
仕事とは言え川谷絵音を小旅行に行かせるほどの衝撃をこの映画「ごつこ」は与えたのでしょう。
もしかしたら仲の良い米津玄師の「レモン」に刺激を感じていたのかも知れません。
indigo la End
新曲「ほころびごっこ」音源解禁✨
主題歌に起用されている映画『ごっこ』エンドクレジット版MVが公開🎶https://t.co/kXEe6XjQYL#indigolaEnd pic.twitter.com/lbr6ZEK23B
— ワーナーミュージック・ジャパン (@warnermusic_jp) 2018年9月8日
「ほころびごっこ」のMVはエンドクレジットですから文字が流れるだけです。
ところが川谷絵音のボーカル、佐藤栄太郎のドラム、後鳥亮介のベース、長田カーティスギター、ちゃんMARIのエレクトリックピアノが一体となって奏でる音楽は見事に映画の情景や川谷絵音の心情を描いていきます。
まるでドラマをみているように・・。
ほころびごっこを作詞作曲した川谷絵音のコメント
「ごっこ」の主題歌を作るにあたり、僕は初めて作曲旅行というものを敢行しました。
映画を見たのは旅先の宿のハンモックの上でした。
見た後色んな感情が湧き上がり持ってきたクラシックギターで全然違う曲を3曲も作ってしまいました。
そして満足した僕は旅館のご飯を食べ、温泉に入り、良い旅だったなと布団に入り目を瞑った。
その瞬間でした。
ごっこの最後の10分間のシーンがフラッシュバックしました。
軽い夢作曲のような状態。
これだ!と思う曲の雰囲気を掴みました。
作った3曲はボツにしようと決めた。
そのまま僕は眠りにつきました。
起きて家に帰り、夢作曲した曲をギターにおこしスタジオで何かに取り憑かれたように一気にメンバーと作り上げました。
夢作曲は僕もなかなか経験したことがないので、それを呼び起こした「ごっこ」という映画には愛しかありません。
これ以上の主題歌はないと思います。
ぜひ最後まで聴いてください。
アウトロが終わる時、映画が完成します。
注目すべきは
映画を見て沸き起こってきた感情に対して「これだ!と思う曲の雰囲気を掴みました。」ということです。
「ほころびごっこ」はなぜか聴いた瞬間から映画の雰囲気を感じさせるわけはこの辺にあるのでしょう。
「夢作曲した曲をギターにおこしスタジオで何かに取り憑かれたように一気にメンバーと作り上げました。」ということ記述にも目が行きます。
川谷絵音の描くイメージ、意図を見事に楽器で表現したindigo la Endのメンバーの実力も見事です。
長田カーティス・indigo la Endのツインメロディとは?
わずか数分の楽曲の中でボーカルと楽器が見事にドラマが持つ雰囲気を表現しています。
ところで、ほころびごっこを聴いてから映画をみろといったのはゼネラルプロデューサー 芳賀正光です。
そのコメントは「ほころびごっこ」を聞いて受けたときの衝撃を物語るものです。
ゼネラルプロデューサー 芳賀正光 コメント
『聴いてから観る』をお勧めします。
素敵な映画を見終えた後…、エンディングで流れる楽曲。
この楽曲次第で、映画の余韻に浸って銀幕に釘付けになるか?
そのまま席を立って帰路に向かうか?
大きな分岐が待ち受ける。
初めて「ほころびごっこ」を聴いたとき、映画「ごっこ」への愛情を存分に感じる歌詞とメロディーに背筋がゾクゾクした。
耳を澄まして楽曲を聴くと映画の象徴的なシーンが走馬灯のように蘇ってきた。
見終えたばかりの作品をもう1度見たいと思う自分が居た。
ひと昔前、
「読んでから見るか?」「見てから読むか?」というセンセーショナルな映画のキャッチコピーが世の中を席巻した。
そこで、吾輩から一言!
「聴いてから観るか?」「観てから聴くか?」
ズバリ、その答えは!?
『聴いてから観る!』
「ほころびごっこ」に聞き惚れてから、映画『ごっこ』を観れば、感動は倍増するに違いない。
川谷絵音さんへ!
「主題歌ごっこ」からはじまった、本物音楽…。つかまえた。
ゼネラルプロデューサー 芳賀正光のコメントは川谷絵音のエンドクレジットを激賞していますね。
映画を見ていない人も、川谷絵音の「ほころびごっこ」を聴けば、映画を見た感じになると同時に映画を見たいと思うことでしょう。
後で映画を見たときにこれはというシーンで自然に頭の中に「ほころびごっこ」が流れてくることでしょう。
まさに「ほころびごっこを聴いてからみろ!!」なのです。
なにしろ主役の千原ジュニアが「ずっと頭の中にこの曲が流れてます。」というのですから。
ほころびごっこを聴いてからみろ!!川谷絵音のエンドクレジット版MV まとめ
最近の映画の主題歌はすごい曲が3つ出そろいました。
米津玄師が作詞作曲したドラマ「アンナチュラル」の主題歌レモン、バナナフィッシュの主題歌「Prayer X」はKing Gnuの常田大希の作詞作曲です。
常田大希 King Gnuの「社会と結びついた音楽」とは?Prayer-Xこそ回答のひとつ
そしてindigo la ENdの川谷絵音の「ほころびごっこ」です。
どれも映画を見た後で何度も聞きなおして映画のシーンや主人公を回想したくなる名曲と評価されています。
米津玄師、常田大希らに刺激されて川谷絵音が本気を出し始めました。
最後に千原ジュニア のコメントです。
「素晴らしい曲をありがとうございます。ずっと頭の中にこの曲が流れてます。」
「ほころびごっこ」(indigo la End)/映画「ごっこ」エンドクレジット版MV!
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Comment
映画「ごっこ」の主題歌となった『ほころびごっこ』(indigolaEnd)の素晴らしい解説を堪能させていただきました。
映画やドラマを紐解く力~そして、音楽を紐解く力に長けているんですね。
ドラマ「アンナチュラル」も、主題歌『Lemon』がどれだけ作品力をアップさせたか計り知れないパワーでした。
私が唯一残念なのは、『ほころびごっこ』のピアノ版やバイオリン版等のインストを用意できなかったこと。
劇中で上手く使えればもっと作品がレベルアップしたと思います。
その後悔の念が…、
エンドクレジットの歌詞Wや入れ方への拘り!
そして、
エンドクレジット版MVの公開に繋がっていきました。
ぜひ、『聴いてから観る!』を試して最後に号泣していただきたいと願っています。
映画「ごっこ」GPより。