ヤマハ社長 中田卓也の会社作りとは?未来に遺したい夢は?
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2018年8月6日のテレビ東京の「夢遺産〜リーダーの夢の先〜」はヤマハ社長 中田卓也の会社作りを特集しました。
世界最大の総合楽器メーカー 年商4,329億円にまで育て上げたヤマハ社長 中田卓也が未来に遺したい夢は
「必需品ではないけど人間らしく生きようと思ったら側にあったら絶対いいもの」で商売したいということです。
購買者は「自分らしくありたいと思ったら、ゼッタイこの質感でこの色でこのデザインの服だ!」思ったら多少高くても購入します。
車でもバイクでもサービスでも同じです。
お客様ファーストでそんなものモノやサービスを作るにはどうしたらいいのでしょうか。
ヤマハ社長 中田卓也のモノづくりと会社づくりとは
中田卓也氏が小学生の頃はプラモデルつくりに熱中していました。
既製品は省略している部分は手作りで足して完成させる凝り様でした。
そんな中田卓也氏にぴったりの会社は
音楽も好きで丁度重なったのがヤマハでした。
30才になりシーケンサーの開発リーダーになった時に
前代未聞の目標を立てました
さまざな機能を追加して、今までよりもコンパクトなシーケンサーを作るという目標です。
シーケンサーは当時コンピューターで打ち込んで音楽を作る機械でした。
音源や指示を受けて入力する鍵盤は外付けで他に必要でした。
どうせだったら全部一個にまとめてしまおうと思いました。
コンセプトは持ち運べるシーケンサーです。
さまざな機能を追加したうえでQY10(1990年発売)は1台で音楽が作れる製品となりました。
今までよりもコンパクトにすることにこだわり商品は爆発的大ヒットになりました。
キャリアを積むほど大好きなモノづくりの現場から管理職へ移っていきました。
会社造りとモノづくりは同じと位置づけ、その後も数々の功績を残していくことになります。
赤字事業の再構築、積極的なM&A
そこには変わらないモノづくりへの信念がありました。
意志を持って「ここに行く」そのためにどうするのか
ヤマハ社長 中田卓也は言います。
「道筋が見えている物をゴールにしてしまったら最初から分かっていることになります。
できることを積み重ねていくのではなくて
意志を持って「ここに行く」そのためにどうするのか?
ステップバイステップで行くよりはもっと先にいけるんじゃないですか?」
この思考で
中田卓也は社長になった今も会社というモノづくりに挑んでいます
中田卓也社長が未来に遺したい夢は人間必需品の創造
中田卓也社長が未来に遺したい夢は人間必需品の創造と言います。
「ヤマハは生活必需品ではなくて人間らしく生きようと思っら横にあった方が絶対良い商品を提供します。
そういう商売をずっと出しつづけれたらいいな」
というのが中田卓也社長が未来に遺したい夢です。
念頭に浮かんだのは
ライザップ社長の瀬戸健氏です。
ライザップ最終的にやりたいことは
「必需品ではなくて、あることによって自分の価値を高められるとか、自分の人生に意味を見出せるとか、
自分に自信を持てるとか自己肯定感を高められる商機というのをやってみたいと言います。」と瀬戸健氏は言っています。
モノづくりとサービスとの違いはありますが、できる経営者は同じことを考えているようです。
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