母の日のプレゼントは?介護の前にベッド
高齢化社会を経験するようになっていろいろなことがわかってきました。
その主要な一つに
母親が介護状態になる前にベッドで寝る習慣をつけてもらうのがベストというのがあります。
家庭でも介護のお世話になる前にベッドを導入することで怪我のリスクを減らして健康寿命を延ばせるからです。
健康で活動できる状態を維持することは記憶の劣化や認知症を予防する意味でも大切なことです。
まず介護施設でベッドを導入している理由をあげてみましょう。
介護施設がベッドである理由は
介護施設がベッドである理由は様々なものがあります。
高齢化が進むと最後は車いすの移動になります。
車いすから寝床への移動は、床上の蒲団よりベッドの方が介護する方もされる方も圧倒的に楽です。
そのまま方向転換するだけで移動出来て腕力に頼る必要がないからです。
坐位ができなくなってしまったときは
食事するときリクライニングが必要になります。
ベッドであれば介護する方も本人とほぼ同じ目線でできます。
毎日蒲団をたたんで押し入れに収納する必要がありません。
これは家庭でも同じことですね。
いずれにせよ人は晩年はベッドにせざるを得なくなります。
こんな介護状態になる前に
ベッドにした方が良いさまざまな理由があります。
介護のおせわになる前にベッドにした方が良い理由は
介護のおせわになる前にベッドにした方が良い理由は
血圧の変動がベッドの方が少ないので怪我のリスクが圧倒的に少ないからです。
拡張期血圧、収縮期血圧それぞれにおいて、ベッドと和式布団との間で上昇率に差異があることがわかっています。
和式布団からの起き上がりはベッドの場合に比べて、血圧の変動が大きいのです。
ベッドからの立ち上がりは楽で気張る必要がないからです。
このことはめまい、ふらつきを防止する意味で重要なことです。
老人でなくても高血圧で降圧剤を飲んでいる人は、坐位から立ち上がった時にめまいや失神を経験したことがあるでしょう。
立ち上がり動作に心臓の昇圧が追い付かなくて頭が虚血状態になったのです。
年を取ると夜トイレの回数が増えます。
失神やふらつきによる怪我のリスクが圧倒的に低いのはベッドなのです。
寝たきりになると和式蒲団では湿気でカビが発生しやすくなります。
低いので埃もたくさん吸うでしょう。
頻尿が多い老人はトイレに近い部屋を寝室にした方が良いですね。
ベッドだとどこの部屋でも寝室にできます。
更に介護状態になる前にベッドをお勧めする理由は
介護する側は合理的理由からベッドにした方が良いと理解したとしても
お年寄りになるとそうはいきません。
がんこに従来の習慣を変えようとしない場合が多々あります。
ベッドに変えるのは母親が合理的な判断ができる元気な今なのです。
どんなベッドがお勧めか
要介護の状態になればベッドは介護保険を適用して1000~2000円/月でレンタルできます。
介護ベッドは「背あげ」「膝あげ」「高さ調整」の3つの機能があります。
元気な今購入するときに家の広さに余裕があればこちらがお勧めです。
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今は「背あげ」「膝あげ」機能のみにして、介護状態になったら本格的な介護ベッドをレンタルする場合こちらがお勧めです。
必要な時は折りたたんで収納することもできます。
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どちらのベッドも血圧の変動を少なくして、怪我のリスクを少なくしてくれます。
母の日のプレゼントは?介護の前にベッド まとめ
母の日にベッドをプレゼントするにはモノが大きいだけに
事前に話し合いが必要です。
そのことは老後の介護のことを考える良い機会になるでしょう。
「そんなのいらない施設に入れてね」というのなら
貯金や年金のことも聞いてお互いにその日に備えた生活を始めることになります。
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