水原希子2018年は？インスタ・モデル・俳優として

2018年27才の水原希子はファションモデル、女優としてどのように進化していくのでしょうか？

その行方を示す鍵となるテレビ番組が2018年1月13日に放送されました。

NHKの「SWITCH達人たち　水原希子×長嶋有里枝」です。

水原希子のファッションモデルとしての人気が爆発したのは映画「ノルウェーの森」に出演以後のことです。

水原希子はこの映画に出演して大きなものを学び取りました。

ファションモデルとしての水原希子は従来から勉強熱心で、内外のファション雑誌や写真集を収集してモデルやインスタに生かしてきました。

それらの雑誌の中に水原希子が大きく引きこまれた写真家がいました。

長嶋有里枝45才です。

2000年、第26回木村伊兵衛写真賞受賞を受賞して国内外で高い評価を得ました。

2010年には「背中の記憶」で第23回三島由紀夫賞候補となり、第26回講談社エッセイ賞受賞しています。

長嶋有里枝は率直な眼差しで被写体を見つめた写真を発表し、世の中に静かに問い続けてきました。

2人の対談は長嶋有里枝の過去25年間の写真が一堂に展示されている東京都写真美術館で行われました。

対談で2人は意気投合しました。

水原希子の家に長嶋有里枝がテントを張って住み込んで撮影するというプランが2018年には現実のモノとなるでしょう。

水原希子はノルウェーの森の撮影からプロの凄さを学び、モデルとしても飛躍しました。

実力ある写真家の表現力を学ぶことは

水原希子の2018年のインスタ・モデル・俳優としての進化に大きな影響を与えることでしょう。

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水原希子が魅かれた長嶋有里枝の写真とは

この日のロケの5日前にも水原希子はこの長嶋有里枝の写真展を訪れていました。

水原希子が特に気に入ったのは長嶋有里枝の家族の日常を撮影したスナップの数々です。

それは水原希子の家族の無防備な姿を撮影したものでした。

水原希子はこれはやらせなのか自然なのかということに興味を持ちました。

「(水原希子の)家ってほんとにこのままなんですか？」

「このままです」

「家族みんなノリノリ。他の家はちがうんだと聞いてびっくりした」

「写真見せてすごいねって言われるから　え～と思って」と長嶋有里枝。

作らずありのままの被写体を対等の立場で撮影するのが長嶋有里枝流なのです。

家族や女性の在り方について写真で問い続けている長嶋有里枝。

長嶋有里枝は90年代女性写真家ブームの火付け役と言われました。

デビューは自分の家族とヌードで撮影したポートレートです。

自らもヌードで被写体となっています。

「写真って被写体とカメラマン

見る側と見られる側という権力関係がある

どちら側にも自分がいるから

権力関係が無くなる

そういうことをやりたいと思った」と長嶋有里枝。

2年後の長嶋有里枝の作品には彼女のヌードがたくさん出てきています。

「私は肉体的な価値が女としてまず第一に評価されるのが嫌だった

ナンパされたり痴漢されたり外側だけ見て近寄ってくる男の人がおおかったしね」と長嶋有里枝。

「自分の体はじぶんのもの」っていうことをどうやって伝えられるかというのがテーマでした。

映画で撮られる俳優から撮らせる俳優に進化した水原希子

ノルウェーの森は水原希子の映画初出演作品でした。

この映画で水原希子は「やばいな」と思って大人をなめなくなったといいます。

生半可な気持ちで女優とか表にでてはいけないと悟ったと言います。

トラン・アン・ユン監督は水原希子一つ一つの動きに一つ一つ指示するひとでした。

水原希子は肩身が狭くなり、自分に自信がなくなるところまで追い込まれました。

40カットも撮り直しされて「私もう生きていけないかも」といぐらいでした。

人生最大の挫折を経験したのです。

この映画を経て水原への注目度が一気に上がり、人気が爆発しました。

一気にトップモデルに上り詰めたのは、演技力に開眼したのと無縁ではないでしょう。

「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」では主人公あかりの役を演じるときに

どうやってこの役を屋台のかなと考えたと言います。

役柄には過去が描かれていないので、自分の中の解釈さえしっくりしていればこの子をどういう風にも演じられると思いました。

水原希子は主役のあかりは「男性に狂わさられたことがあるんだろうな」と思っていて

彼女はそれをスゴクうまく使って男にもてて最後に全員ポイして狂わせるところが一番のキモかなと思って演じたといいます。

指示されるのではなくて私の解釈を撮れ!!という風に進化したのです。

「女性をモテとかそういう多少でしか見ない人にたいしての警告というか

ざまあみろ!という映画です!!」と水原希子。

自分ならこう手う風に仕事をするという青写真を描いてから仕事をするようになったのは水原希子のプロとしてのはじまりでした。

2018年の水原希子のインスタでの進化は

現在フォロワー数400万人の水原希子のインスタは賛否両論を巻き起こしてきました。

それは彼女が意図的に仕掛けてきたことでもあります。

現在の水原希子のインスタの写真は自分ならこういう風に見せるという作品の集成です。

しかし、長嶋有里枝の水原希子のフォトが完成したとき

水原希子は被写体として　カメラマンとして　大きく進化していること確実でしょう。

2018年の水原希子のインスタがとのように進化してくるのか。

結果はフォロワー数が示してくれるでしょう。

渡辺直美のフォローワー数700万人には案外もろいかも知れません。

2018年の水原希子のモデルとしての進化は

飾らない日常と鯱張ったモデルとの差は大きいものがあります。

水原希子は被写体としての思いをどうやって表現してくるのか？

その日がくることを待ちましょう。