前田博嗣が無人の野崎島で一人でする仕事とは?
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2018年2月26日の「今知るべき日本の島スペシャル」では無人の野崎島で一人で世界遺産候補を維持する前田博嗣が紹介されました。
前田博嗣は2007年からたった一人の島の住人として野崎島で種々の維持管理をしています。
野崎島には 石積みの段々畑、神社、家屋の廃墟が類類と残っています。
1950年代中頃には中央部の野崎、野首、舟森の3集落で合わせて650人以上が暮らしていましたが、1970年代の高度成長期の集団離村などにより急激に人口が減少したのです。
廃村跡に残された「旧野首教会」は、 平成19年「長崎の教会群とキリスト教関連資産」としてユネスコの世界遺産暫定リストに登録されました。
この島で一人野崎島の維持管理をする前田博嗣の仕事を放送は追跡しました。
前田博嗣が無人の野崎島で一人でする仕事とは?
スギちゃんが島に上陸して野生のシカに遭遇しながら廃墟の跡をたどり1時間後に
浜でゴミを拾って片づけている前田博嗣に遭遇出来ました。
56才になる前田博嗣は、たった一人で1年の半分近くは野崎島に泊まり込んで働いています。
10年前に観光事業団体に所属して 野崎島のガイドを始めたのです。
子供の時遊びに来て島が大好きになったそうです。
野崎島は重みのある島だから元気なうちは現状のまま構成に残したいと言います。
野崎島でのおもな仕事は
前田さんは廃校になった小学校を改修した宿泊施設の改修・管理を行っています。
観光客が歩きやすいように道を整備する必要もあります。
この日は1kmに渡る山道の落石や倒木を除去しました。
強風にあおられて道に倒れている木を切断して片づけたりするのです。
一人ですから大変な重労働で危険が伴います。
更に
密猟者や不審者の上陸を防ぐために監視もやっているのです
不審船の監視をして発見したこともあるそうです
世界遺産候補となった旧野首教会
世界遺産候補となった旧野首教会は明治41年に建てられたレンガ造りの美しい建物です。
番組では旧野首教会の中に入り前田博嗣が紹介してくれました。
世界遺産候補となった旧野首教会は日本国内の大変厳しい予選を勝ち抜いて候補ににりました。
仁徳天皇陵古墳・特別史跡 三内丸山遺跡・相川金銀山らの候補に競り勝ったのです。
平成19年に文化庁が世界遺産に推薦する候補を決定してユネスコに推薦したので2018年の夏には世界遺産として認められる予定です。
前田博嗣が維持する宿泊施設とは
2001年には廃墟としかが残る無人島状態になった島で済んで
前田博嗣が維持するのは野崎島でただ一つの宿泊施設です。
旧小学校を改修して宿泊施設になった教室の中はたたみがほぼ全面に渡って敷き詰められています。
壁際の収納箱には蒲団が入っています。
一部屋で14人ぐらい寝れるそうです。
大変なのはこの広い宿泊施設の掃除です。
長い廊下の拭き掃除とか子供のころの記憶がよみがえりますね。
世界遺産登録が果たせれば国内外から観光客が押し寄せる見込みです。
電気は九州本土から海底ケーブルで引いています。
電気・ガス・水道も完備しています。
世界遺産登録される前に
是非野崎島を訪れて
美して風景や教会をめぐってみたいものです。
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