サブウーハーでビヨンセの重低音を聴きたい曲は?洋楽女性歌手編
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最終更新日:2022/10/17
オーディオ
最近はサブウーハーで再生する周波数帯域20Hz~50Hzが録音されている邦楽や洋楽曲が増えてきた。
この記事ではサブウーハーで聴ける30Hz台の周波数帯域の重低音を含むビヨンセの曲を紹介した。
試聴にはフォステックスFW305ウーハーを使用した自作ケルトン式ウーハー、重低音の測定にはSound Analyzer Proを使用した。
30Hz台のブルブルの重低音は、「広大さ」「大地」「恐怖」「悲劇」「地震」「エネルギー」「深さ」「安定」等々種々のイメージを想起させる。
アメリカの女性歌手ビヨンセはシンガーソングライターなだけに重低音の使い方が特にうまい。
電子的に合成される重低音の進化も相まって近年の重低音楽曲は新たな感動を生み出すことに貢献している。
サブウーハーとは
仕様をみると高性能のスピーカーでも低域の再生は40Hz台どまりであることがわかる。
30Hz台以下の重低を聴くには20Hz~50Hzを再生できるサブウーハーが必要となる。
高性能のヘッドホンやイヤホンは重低音を聴けても重低音の魅力である体感や風圧的振動に欠ける。
サブウーハーは保有しているオーディオシステムに追加導入する。
私の場合は、現在の20cmフルレンジに追加したのは口径30cmのFW305のケルトン式サブウーハーを自作して左右導入している。
他には12cm口径のケルトン式や16cmFW168を一チャンネル2発使ったASWも保有している。
体感や音質から言えばFW305のケルトン式サブウーハーが一番気に入っている。
ビヨンセとは
シンガーソングライターのビヨンセは、1981年9月4日生まれで41歳になる
CDセールスは全世界で1億3,000万枚を超える。
数々のグラミー賞を受賞している。
2017年第59回グラミー賞最優秀レコード賞の受賞スピーチでアデルがビヨンセへの賛辞を捧げたのは有名な話として残っている。
「私の夢でありアイドルであるクイーンベイ(=ビヨンセ)。あなたを心から尊敬しています。あなたは私の魂を毎日揺さぶります。
あなたはおよそ17年もこれを成し遂げています。私はあなたを心から尊敬します。」
それだけに近年のビヨンセの重低音の使い方には見事なものがある。
特に2019年リリースのアルバム The Lion Kingでは特に見事な重低音を聴くとことができる。
サブウーハーでビヨンセの重低音を聴きたい曲は
以下年代を追ってビヨンセの30H以下の重低音を含む曲を紹介していく。
★Naughty Girl
2003年アルバムDangeroesly In Love
36Hzまで下がる打ち込み重低音が繰り返される
一見セクシーなMV。日本人には直接的すぎるかな。
★Speechless
2003年アルバムDangeroesly In Love
個人的には32Hzの通奏重低音は無くてもいいのではないかと感じる
★Partition
2014年アルバム BEYONCE[Planinum Edition]
冒頭から100Hzあたりから30Hzへ落ちていく強力な重低音が入ってくる
★Mine (feat.Drake)
2014年アルバム BEYONCE[Planinum Edition]
ラッパーのDrakeとの競演
重低音のビートが入るがラップにもポップスにも同化している
★Sprit
2019年シングル
背景に流れる40Hz台の重低音が37Hzまで下がったり
ライオンキングなので壮大な感じをだすためか
2019年アルバム The Lion King
ボーカルの背景に流れる重低音が2分20秒あたりで29Hzまで下がる
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2019年の夏にリリースされたビヨンセの「The Lion King: The Gift」は、
映画「ライオンキング」からインスパイアされて誕生した、
彼女いわく「Sonic Cinema」(聴く映画)というコンセプトの新しいタイプのアルバムです。
★Black Parade
2019年アルバム The Lion King
冒頭からの30Hz重低音、なんと27Hzまで計測された。
ぶるぶるの重低音がアフリカボーカルと良くマッチしている。
2022年アルバム RENAISSANCE
アフロボーカルに35Hzまで下がる打ち込み系重低音
★Heated
2022年アルバム RENAISSANCE
目まぐるしく打ち込まれる重低音29Hzまで下がるものも。
★All Up In Your Mind
2022年アルバム RENAISSANCE
冒頭から27Hzまで下がる唸るような重低音がつづく。
★AMERICA HAS A PROBLEM
2022年アルバム RENAISSANCE
冒頭から30Hz台の重低音が続く。
★PURE/HONEY
2022年アルバム RENAISSANCE
30Hz台と40Hz台の重低音が続く。
★SUMMER RENAISSANCE
40Hz台の軽快なリズムが繰り返され時に35Hzまで下がる重低
サブウーハーでビヨンセの重低音を聴きたい曲は?洋楽女性歌手編 まとめ
サブウーハーでビヨンセの重低音を聴きたい曲の中で特におすすめを3曲あげる。
ラッパーのDrakeとの競演しているMine (feat.Drake)。
2017年1月12日にリリースされて世界的に大ヒットした「デスパシート」は ルイス・フォンシと ダディー・ヤンキーが
ラップとポップスを見事に融合させていた。
ビヨンセはその3年前に「Mine (feat.Drake)」でラップとポップスを融合させてしかも見事に重低音を使いこなしている。
2曲目は冒頭から30Hzの重低音で始まるBlack Parade。
3曲目はドナサマーの「I Feel Love」のビヨンセ版で重低音で味付けしたSUMMER RENAISSANCE。
曲の深みも重低音でかなりアップしている。
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