DIVINE六本木の麗華が急性アルコール中毒にならないわけは？

公開日： 2018/12/08 : トレンド

2018年12月6日のマツコの「アウト×デラックス」に登場したのはDIVINE六本木のオーナーの麗華です。

大蛇を首に巻いて当時要したのは彼女なりのエンターテイメント精神のあらわれでしょう。

「アウト×デラックス」では麗華がやることなすこと規格外の女であることを明かしていきました。

DIVINE六本木の麗華が規格外のわけは？

その一つが麗華が特異的な酒豪であることでした。

テキーラ世界選手権に出て100杯のテキーラショットを飲み干して優勝。

DIVINE六本木のエンターティメントショーの中で麗華がアルコール度数96のスピリタスを10分ごとにビンごと飲み干していきます。

日本時の普通の人ならこの二つのうちどれか一つまねしても

急性アルコール中毒で死んでしまうでしょう。

あるいはその前に酩酊状態になって倒れて病院に搬送されて一命をとりとめるかもしれません。

急性アルコール中毒とは

DIVINE六本木の麗華が急性アルコール中毒にならないのはどこにあるのでしょう？

その前に急性アルコール中毒とは何なのかを調べてみました。

急性アルコール中毒は1979年にまとめられた「アルコール中毒診断会議報告書」の診断基準によれば

「アルコール飲料の摂取により生体が精神的、身体的影響を受け、主として一過性に意識. 障害を生ずるものであり、通常は酩酊と称されるものである。」とされています。

日本国内では毎年急性アルコール中毒で病院へ搬送される人は、東京都内だけでも１万人を超えています。

その数は減るどころか、むしろ増加傾向にあるといいます。

特に年末に急性アルコール中毒で病院へ搬送される人が増えるデータが出ています。

飲酒用のアルコール成分はエタノールです。

飲酒によりエタノールの血中濃度とが高まれば酔いは深まりますが、

一般的にエタノール血中濃度が4.5以上mg/dl(0.45％)程度にまで高まると呼吸麻痺により死亡に至るとされています。

この値はもちろん人によりアルコール耐性が異なるのであくまで目安です。

DIVINE六本木の麗華のアルコール血中濃度は？

このアルコール濃度を推定する計算式で

麗華のエンターティメンとショーで行っているスピリタス一気飲みのアルコール濃度を計算すると驚きの結果となります。

麗華はアルコール度数96のスピリタスを10分ごとにビンごと飲み干して行きます。

1本飲んだ場合のアルコールの血中濃度は

飲酒量（ml）＝アルコール血中濃度(%）÷アルコール度数（%）／ 833×体重（kg）

アルコール血中濃度(%）＝飲酒量（ml）× [アルコール度数（%）／833×体重（kg）]

＝500×[96 / (833×60)]

＝0.96％

麗華がスピリタスをひと瓶　一気飲みするとアルコール血中濃度が0.96％になります。

本来なら急性アルコール中毒で脳幹が麻痺して呼吸困難になり、死んでもおかしくありません。

となるとそのような血中濃度にならない仕組みが麗華の体内にあるはずです。