田村セツコの生き方とは?徹子の部屋
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最終更新日:2018/10/01
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2018年10月1日の徹子の部屋は80歳にして現役のイラストレーター・田村セツコが今日のゲストです。
元祖可愛いのイラストレーター田村セツコは黒柳徹子が初の公式サイトを開設したときに、田村セツコが描いた黒柳徹子のイラストが可愛いと話題になりました。
トットちゃんの絵は田村セツコさん!黒柳徹子が初の公式サイトを開設 “トットちゃん”の絵に反響|Abema TIMES https://t.co/CtELJN0Zn4 #amebaownd
— スノーパンダ (@snowpandas) 2017年2月8日
田村セツコは現在もサンリオの機関誌『いちご新聞』において、「HAPPYおばさんのおしゃべりCAFE」の連載を1975年(昭和50年)の創刊時から続けています。
父が逝き、母と妹を介護の末に見送った田村セツコは、「世間で言うところの独居老人」で、原宿のマンションでシニアのひとり暮らしを楽しんでいます。
自ら「ゴミ屋敷」と呼ぶ自宅の映像には黒柳さんも驚きを見せます。
机の正面には時計、後ろには将来作品にする予定の空き箱が積んであります。
机の周囲は足の踏み場もないほどいろいろなものが積まれています。
傘の骨は絶対に見てはならない秘密のひらめきがつるされ、傘の布はエプロンに加工されています。
戦時下の幼少期、母が廃品を利用し何でも作る姿を見て育った田村セツコは、集めた不用品を使って独自の素敵なコラ―ジュ作品を生み出しています。
昔から「おばあさんはカッコイイ」と思い、老いも楽しみだったと話す田村さん流の生き方とは…。必見です!
拾った折りたたの傘をスカートにして登場しまた。
靴には黒猫の目が画いてあります。
帽子には安全ピンでウィッグを止めています。
田村セツコのプロフィール
1938年2月4日に東京都目黒区で、長女として生まれました。(妹2人、弟1人の4人きょうだい)
1950年代後半よりイラストレーターとして仕事を始め、1960年代には「りぼん」「なかよし」などで少女向けのおしゃれページを多数手がけました。
1970年代にはキャラクターグッズが人気を博し、また、『若草物語』や『赤毛のアン』などの名作物語のイラストも手がけました。
サンリオ『いちご新聞』では1975年の創刊以来、現在もイラスト&エッセイを連載中です。
黒柳徹子から顔を画いてと電話をもらったときはお会いしなくてもすぐかけますと返事したとか。
赤塚不二夫が徹子のニューヨーク行の壮行会を開いたとき以来の付き合いなので40年以上になるそうです。
赤塚不二夫がスゴイフランクな人だからと言って誘ってくれたそうです。
少女雑誌に作家の住所がでてあなたの好きな作家にお便りしましょうというページがありました。
松本かつぢの絵が大好きだったので往復はがきを出しました。
「将来漫画家になるにはどういう勉強とてつづきが必要でしょうか」と書いたら返事がきました。
「あなたの絵を見せてください」
それまで落書きで書いていたものを封筒に入れて送りました。
「一度だずねていらっしゃい」と連絡がきました。
そこからお付き合いが始まりました。
少女漫画家の松本かつぢが紹介してくれて今日につながっているそうです。
4人兄弟の長女なのでとりあえず銀行に就職しました。
絵のバイトと銀行の両立が難しくなって銀行は1年で辞めました。
田村セツコの3分野作品とは
★「セツコ・グッズ」
サンリオやコクヨなどから販売されて、1970年代には一世を風靡。
この色鉛筆は、小学校入学の時に買ってもらったもの。 #田村セツコ 先生デザインで、大人になった今見ても、最高に可愛くておしゃれ♡ 当時のセツコ先生のライフスタイルがそのままイラスト化されたような♬ フタを開ける時に、左右の三角印を押すのが懐かしいです。#昭和メルヘン pic.twitter.com/FHztgbiwm8
— 宇山あゆみ (@canariarock) 2016年11月29日
★「イラスト&エッセイ」
サンリオの機関誌『いちご新聞』において、「HAPPYおばさんのおしゃべりCAFE」は、1975年(昭和50年)の創刊時から現在も続いています。
1960年代は少女雑誌で大活躍、70年代は紙製トランクサンリオ、トンボ鉛筆ケースなどのセツコグッズで大活躍、
1980年代は若草物語などの名作の挿絵で大活躍しました。
2013年に出版された『おちゃめな老後』(WAVE出版)。セツコさんが自分の母親と妹のダブル介護を明るく乗り越え、イラストレーターとして活躍する日常生活の断片を鮮やかに切り取ったエッセー集。
一番最近の本は『おしゃれなおばあさんになる本』
田村セツコ先生の最新刊が発売されました!「孤独をたのしむ本ー100のわたしの方法ー」(興陽館)。年齢を重ねるごとに、軽やかに、しなやかに生きる、セツコ流のライフスタイルが紹介されています。イラストも満載です! pic.twitter.com/AF17iJrIeF
— 弥生美術館・竹久夢二美術館 (@yayoi_yumeji) 2018年5月30日
★「コラージュを用いた近作イラスト」
包装紙やハギレなどの「廃材」を遊び心あふれる作品へと昇華させています。
油絵にカーテンとして着切れはったりしています。
原宿のマンション住まい
基本自炊でやっているそうです。
小さなそこが深いフライパンでお湯をわかしたり、ご飯炊いたり、煮ものしたりしています。
別の地位さんフライパンでオムレツを作ったりします。
ニンニク、煮干し、セロリの葉っぱを炒めてオムレツにしています。
珈琲、紅茶、日本茶を用意してランチになります。
夕方はどんなに〆切が忙しくてもかわきものを用意して晩酌になります。
7才の時に疎開して食べ物に不自由して
雑穀に大根の葉っぱ刻んで混ぜたり、おかずはセリをとってきてお浸しにしたり、甘いものがないので母が干し柿の皮を干してテープ状にしました。
なまかわき状態で食べると甘かったり、イナゴとか野生の暮らしを2年間しました。
ガリガリに痩せていたけどスゴイ元気でした。
母がいろいろ廃物利用して着る物を作ってくれました。
原宿ではお金でいろいろいいものが買えるけどそれでいいのかなって思うそうです。
おばあさんの本
黒柳徹子に帯を書いてもらっておばあさんの本を最近出しました。
子供のころからおばあさんはかっこいいと思っていました。
それでおばあさんになることを嫌とは思わなかったそうです。
早くなりたいとはおもわなかったけどなるのは楽しみというのはありました。
日本橋高島屋で10月8日まで「もっと💛SUTEKI!展」で黒柳徹子×田川啓二コレクションの中で田村セツコグッズが販売されています。
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