古川正明・バーベ急便の儲ける経営の秘密は？

公開日： 2018/09/16 : 最終更新日：2018/09/20 トレンド

2018年9月15日の平野ノラと高田純次の「おったまげ～ですよ！」は、

お笑い芸人で一度挫折してから大成功を遂げたバーベ急便社長　古川正明をゲストに迎え、成功の秘訣を聞き出しました。

古川正明は、お笑い芸人を10年間やっても子供二人を養うだけの収入がないのであきらめ、サラリーマンに転職し、

3年間務めました。

ある日工場裏でドラム缶でバーベキューをしている工員たちに目が行きました。

工員たちバーべーキューを楽しんでいるのですが、総務の人が黙々と工員たちのために食材を調理していました。

それを見て自分の仕事はこれだとひらめきました。

すぐにDO IT YOURSELFに行って

古川正明のバーべ急便とは

番組では古川正明社長が一例を紹介しました。

とある会社の駐車場。

ここにコンロをセット、炭を入れて火をおこします。

いすやテーブルをセットし、食器類や肉(カルビ・ハラミ・ホルモン・シーフード・野菜・焼きおにぎり・焼きそば)や焼肉のたれなどを机の上に置いて行きます。

机のわきには桑折でキンキンに冷やした飲み物も用意しています。

古川正明のバーべ急便は、買い出し不要、準備もいらない、終わったら取りに来て洗い物もするというものです。

顧客は焼いて楽しむだけです。

この日は会社の終業時間の午後6時に合わせてセッティングしました。

これで一人3000円程度で済みます。

古川正明のバーべ急便の顧客のメリットは

古川正明のバーべ急便はレジャーよりも会社の慰安会等に人気が圧倒的に高いと言います。

顧客の懇親会を企画した幹事の話では「店でやるとグループができてしまう。これだと普段喋らない部署の社員が集まってできる」

自由に動いて飲食できるバーベキューは社員のコミニケーションツールとしては最適な訳です。

大会社ほどコミニケーションツールとしてのバーベキューの良さを認識していて、

古川正明のバーべ急便の最大規模は2000人というのがあったそうです。

これぐらいの規模になると施設や予算からして立食パーティーでは不可能でしょうね。

最近では数百人規模の大口注文が増加しているそうです。

古川正明のバーべ急便の会社の規模は

大規模なバーべキュウに対応できるように古川正明のバーべ急便は年々機材を増やし会社を拡大しています。

年商は全体で3億円と言います。

■バーべ急便の所在地

＜西日本エリア＞
・本　　　　社 / 〒546-0022　大阪市東住吉区住道矢田6-14-9
　　　　　　　　　[電話] 06-7890-7474　　[FAX] 06-6701-4129
・京都営業所 / 〒614-8365　京都府八幡市男山金振27-3

＜東日本エリア＞
・東京営業所 / 〒123-0865　東京都足立区新田1-20-4
　　　　　　　　　 [電話] 03-6915-4460　　[FAX] 03-6915-4461
・秋田営業所 / 〒010-0802　秋田県秋田市外旭川字田中48-1-2
　　　　　　　　　 [電話] 018-800-6435

他に名古屋営業所もあると説明していますが、住所や電話番号の記載が見つかりませんでした。

古川正明のバーべ急便の儲ける経営の秘密は

★会社の慰安会での準備に目を付けた

最初はBBQコンロを10台、ボロボロの軽トラックを1台購入しました。

トラックに機材を積んで駐車場　兼　倉庫としました。駐車代は月12000円でした。

そこの近くの水道を月2000円で借りて機材を水洗いしました。

★営業で話を聞いてもらいやすいように　ちらしの会社名は　福利厚生援護会とした。

古川正明がバーべ急便を始めたときは一般の人よりも企業がバーベキューをやっていた時代でした。

飛び込み営業で大きな会社へ行ってバーベ急便ですと言ったら「内関係ないから」と断られますが、

守衛にでも「福利厚生援護会です」と言ったら中に入れてくれるからです。

総務の人でも親睦会をお手伝いしている会社で福利厚生援護会っていうんですというと熱心に話を聞いてくれるそうです。

財団法人と何か勘違いしているようで無茶苦茶良く話を聞いてくれるそうです。

その辺は古川正明が昔お笑い芸人をやっていた話術がいきているのでしょうね。

必ず茶化す高田純次が真面目に話を聞いていたのがおかしかったですね。