後鳥亮介とindigo la Endの進化とは?
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最終更新日:2018/09/20
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それまでサポートだったベーシストが後鳥亮介の加入により、indigo la Endの音楽が進化しました。
後鳥亮介はロックな8ビートとファンキーな16ビートをどちらも高いレベルで演奏できるプレイヤーなので、
川谷絵音も長谷川カーティスも音楽の幅が広がったといっています。
その成果は2015年にリリースされたアルバム「幸せが溢れたら」に早速現れています。
ベースの力量が揚がることがドラムやギターにも影響してグルーブ感あふれる名曲のオンパレードになっています。
後鳥亮介のindigo la Endへの加入と進化
後鳥亮介は北海道の北海道音更町出身です。
後鳥亮介はサポートベーシストだった『ダビングシーン』(メジャーデビューミニアルバム『あの街レコード』M6収録)のMVへ出演等と経て、
2014年8月10日のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2014にて正式加入が川谷絵音からアナウンスされました。
indigo la End、9/24にファーストシングル「瞳に映らない」をリリースします。そして今日から後鳥さんがベースで正式加入しました。もう3人でやってくつもりだった僕らの心を動かしたスーパーベーシストです。自分の人生をかけて守ると決めたバンドだから、これからも期待してね。
— enon kawatani (@indigolaEnd) 2014年8月10日
1981年10月7日生まれですから現在36才です。
趣味が映画鑑賞や漫画、アニメを見ることということですから無趣味の長田カーティスと同じような静の人ですね。
indigo la Endとしては待望の力量のあるベーシストの加入によりアレンジの幅が広がりました。
川谷絵音「アレンジの幅広さっていうのは、そもそも後鳥さんが入ったし、ベースでいろいろできるのが2年前、
1年前とは全然違うんで。で、ベースが変わるとやっぱりドラムも変わるし、全体的にも変わっていくんで。
今回、本当に1曲目からベースがゴリゴリいってて。
最初はあんまり意識せずに、メロディがよくなればいいなっていうぐらいで自分は思っていたんですけど、
レコーディングをやっていく途中で後鳥さんならベースをもっと変えたいなと思って、リズムを結構変えたりして。
それでやってみたら上手くいくパターンが多かったんですよね。
“花をひとつかみ”とかもベースのスラップから始まるんですけど、最初はそういう感じじゃなかったのを僕がレコーディングの当日にその場で全部変えて――」
2015年『MUSICA 2月号 Vol.94』P.82より
後鳥自身も1stフルアルバム「幸せが溢れたら」はベーシストとしていろんなことを試してみたと振り返っています。
結果的にこのアルバムは「瞳に映らない」・「夜汽車は走る」・「ハートの大きさ」など後鳥のベースと長谷川のギターと川谷のボーカルが良く鳴く名曲がそろっています。
後鳥亮介のお勧めの曲は
まだindigo la Endに加入して4年目と日の浅い後鳥亮介はバンドと共に自身の実力も進化させています。
2ndフルアルバム「藍色ミュージック」)のときはドラムが(佐藤栄太郎に)変わったばかりで、それに慣れるのに精一杯で。
Crying End Rollは前作に引き続きこの4人でレコーディングできたこともあって、落ち着いて取り組めたし、曲に対する向き合い方が変わってきたんですよね。
indigo la Endらしさをしっかり考えて、このバンドのメンバーとしてベースを弾くということが少しずつわかってきたというか。
・・・Crying End Rollではしっかり歌を大事に弾けました。
(お勧めの曲)は「天使にキスを」ですかね。けっこう弾いてるんですけど、全体的にはシンプルにまとまっていて。
ベース的にも曲を立たせることができたし、しっかり屋台骨を支えられたかなって。コードのルート感を大事にしてるんですよね、演奏としては。
Crying End Roll [ indigo la End ]
後鳥亮介愛用のクルーズのベースは
クルーズは豊富なプロユースのベースを製作する国産ブランドですが後鳥亮介愛用のベースは以下の3種をメインです。
Crews Maniac Sound JB-TRADITIONAL VWH w/K&T “J-60L”
Crews Maniac Sound JB-Modern Active 3TS w/K&T “J-60L”
Crews Maniac Sound JB-5 MIFJ Limited SP K&T “J-5 O.F”(スピッツ田村さん所有)
後鳥亮介のベースプレイが良く見れる動画indigo la End「プレイバック」。
フーチーズオンラインストアの記事参照
後鳥亮介とindigo la Endの進化とは?まとめ
indigo la Endの4thアルバムはPULSATEですが、進化が進み音楽的にも音質的にも完成度高いものになっています。
後鳥亮介がいうところの「歌を大事に弾けました。」ということが長田のギター、佐藤のドラム全てが徹底しています。
いつも完成度高い松任谷由実のアルバムを聴くようにボーカルが明瞭に浮かび上がります。
かといって伴奏楽器は自己主張はあります。
あるけどもうるさくないといったバランスが見事なのです。
今後のindigo la Endの活躍から目が離せなくなってきました。
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