吉田里深のインテリアデザインとは?アメリカでの評価と生き方は?
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最終更新日:2018/05/30
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2018年5月29日のセブンルールは渡米30年目、大物セレブの依頼殺到しているという日本人インテリアデザイナー吉田里深の特集です。
今回のセブンルールの主人公は、アメリカで活躍するインテリアデザイナー・吉田恵美、50歳です。
アメリカ合衆国現大統領のドナルド・トランプ氏が作ったカジノのインテリアを担当した他、
大物政治家や大企業経営者らの邸宅をいくつも手がけてきました。
福岡県で不動産や飲食店を経営する父親に「これからは女性も手に職をつけろ」と言われて育った彼女は、
高校時代は全く畑違いの医学や薬学を志していました。
しかし受験に失敗し、2念で帰国する予定で単身19歳でアメリカの短大に語学留学しました。
そこで海外の建築と日本の建築の違いが凄いなと思いました。
アイオワ州立大学芸術学部科学士課程でインテリアデザインを学びます。
面白いですね。
日本の受験で失敗する人が、語学マスターして難度の高い大学を卒業していることです。
おそらくアメリカに行って競争社会の厳しさに目覚めたのでしょうね。
1994年に大学を卒業後、アメリカの大手建設会社NBBJ Architects、GGLO Architecture + Design , IDI and Anshen + Allenを経て2005年28才の時に、デザインスタジオ「YZDA | Yoshida + Zanon Design Atrium」を創業し独立しました。
その後、ファッション業界で働くアメリカ人の夫と結婚して、現在は19歳と16歳の2人の息子の母親でもあります。
カメラは、常に10以上の案件を併行し、平均睡眠時間は4時間という多忙な彼女の仕事に密着します。
時には現場で他の業者とシビアな言い合いになることもあるといいます。
建築現場では施工の優先度や治め方間の形態や位置などについて毎日争いが日常茶飯事ですからね。
それだけに知識と経験と説得力が必須です。
女性がそんな世界で頑張れるというのは相当な根性の持主ですね。
一方で家族や長年付き合っている友人たちとの映像からは、非常に愛されていることが伝わってくるとか。
現在吉田里深はアメリカのニュージャージ州とニューヨーク州に拠点をおいて活動中です。
彼女が好んで聴く、ある日本人女性シンガーとは?日本を離れて30年が過ぎた彼女の母国への思い、そしてセブンルールとは?
インテリアデザイナーとは
機能的で快適な室内環境を作るための計画・設計・工事監理などを総合的に行う人。
アメリカでは1950年代に職種・職域が確立。
インテリアデザインの面白さは、使う人に対して住み方や生活の仕方を提案できることです。
建物の現場に立って、どんなふうに使ってもらおうかと想像しながらデザインのアイデアを考えたりもします。
吉田里深はアイオワ州立大学芸術学部を首席卒業
吉田里深の注目すべき点はアメリカのアイオワ州立大学芸術学部を首席卒業していることです。
アメリカの大学は入学はらくなのですが、卒業が難しいと言われています。
毎日たくさんの課題をこなしていかねばなりません。
語学にもハンディがある中、入学者の1/3程度しか卒業できないアメリカの大学を首席で卒業しているのです。
自分の生き方に厳しい人で相当ながんばりやさんということです。
現在も睡眠時間4時間で家事と業務を両立させている人ですからね。
“Houzz”が選ぶ「ベスト・オブ・ハウズ賞」受賞している吉田里深
Houzzは、米国生まれの住まいに関する世界最大のプラットフォームです。
「住む人」と「住まいのプロ」をつなぐコミュニティサイトとして、施工・商品写真や特集記事など住環境に必要な情報を提供しています。
2018年現在 世界の Houzz サイトはアメリカ・日本など12カ国以上の国々でひらかれています。
全世界のユーザー数としては毎月2,500万人以上の閲覧者があります。
ちなみに日本ではHouzz Japan KKが運営しています。
日本の会員数は1500人ほどですからアメリカでは倍以上いるでしょうね。
吉田里深はこの世界最大の住宅デザイン情報サイト“Houzz”が選ぶ「ベスト・オブ・ハウズ賞」を5年連続受賞しています。
Houzzに掲載されている住宅デザインの写真から世界のHouzzユーザーが最も支持したアメリカの作品を毎年選びます。
日本の場合は世界のHouzzユーザーが最も支持した日本の作品を「Best of Houzz(ベスト・オブ・ハウズ) 」として発毎年表します。
吉田里深は日本人でありながらアメリカでトップクラスの評価を受けています。
そのデザインは大物政治家や大企業の経営者などに愛され
現在では1軒数億円する高級住宅のインテリアデザインを中心に活動しています。
吉田里深のインテリアデザインとは
アメリカミシガン州の湖のほとりに立つ大豪邸を訪問しました。
オーナーは大手製薬会社の元社長です。
吉田里深は外観から家具の一つ一つ、ドアノブや洗面台の蛇口までデザインを手がけました。
写真のフレイムを選びに行って、写真の配置に至るまでデザインしています。
クローゼットには階段をつけてシーズンごとに使わないものを上にあげる構造になっています。
見た目と機能性を携えた空間を生むためには子細なこともヒアリングします。
下着はたたまれているのかかけられているのかということとかです。
彼女はクライアントに会うと必ず聞くことがあります。
どういうデザインがきらいですかということです。
①あえて聞くことでデザインの選択しを狭めて効率よく理想のデザインにたどり着くためです。
吉田里深の生活風景
ニュージャージーモントクレアに彼女の自宅があります。
彼女の仕事の拠点は自宅に併設されたオフィスです。
常に10件以上のプロジェクトが同時進行しています。
朝必ずルールのチェックをします。
クライアントや施工会社などから仕事関連のメールが1日200~300通届きます。
その処理をしてからのスタートです。
そのあとに朝食作りです。
超人的なペースですね。
朝食はすっかりアメリカ風です。
家族との会話もすべて英語です。
彼女が母親として大切にしている時間は
②息子の送り迎えの時間です。
次男だけでなく、専門学生の長男も夜には駅に迎えに行きます。
駅も高校も家からわずか5分なのですが。
これをしなければ会わないときもあるからです。
育ち盛りの息子のために料理も手を抜きません。
夕食は分厚いステーキとポテト、ブロッコリーです。
翌日は現場でもめごとの処理です。
建築現場では日常茶飯です。
一プロジェクトにかかる期間は半年から数年というのもあります。
彼女はたった一人で作業をこなします。
クライアントから信頼される理由は
③仕事上でかかった費用は1セントでも見落とすことなく計算しています。
彼女が依頼を受けるクライアントは数億円の予算管理をしているのですが、
凄く細かいので質問があればすぐ答えられるようにしているのです。
吉田里深の結婚生活
27才の時にファッション業界で働く夫と結婚しました。
2人でキッチンに立ち一緒に夕食を作ることもあります。
家族対する情熱、仕事に対する情熱が好きと夫はいいます。
夕食の仕事が出来たら仮眠を15分取りました。
④疲れたら15分power napする。
彼女の睡眠時間は1日わずか4時間なのです。
夫は妻はモット自分に優しくすべきだと言います。
⑤週に一度はNYへ行く。
訪れたのは登録するデザイナーのみが入店を許されている専門店です。
この店の商品はすべてカスタマイズが可能なのです。
友だちづきあいも仕事から始まって親密な家族通しの付き合いになった人たちがいます。
クライアントとは仕事が終わった後でも気軽にお付き合いができるように連絡を取り合っているのです。
⑥プロジェクト後もお付き合いする。
アフターサービスと営業の意味合いもあります。
アメリカで30年、今でもちょっと躓いたときは日本がこいしくなるとか。
アメリカで吉田里深を支えている歌は
WOMANの悲劇です。
車の中でも薬師丸の歌を聴いています。
⑦薬師丸から活力をもらっているのです。
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