いってQイモトが登頂成功したマッキンリーその難易度
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最終更新日:2015/09/12
芸能
イッテQ山岳部はイモトがマッキンリー登頂に挑戦します。
■今回のイッテQ山岳部マッキンリー登頂メンバーはイモトを含んで15名です。
登山部顧問 貫田宗男 64
国際山岳ガイド 角谷道弘 51
8000m峰4座登頂 奥田仁一 48
中島健朗
三戸呂拓也
中村俊啓
飯田祐一郎
チームドクター 榊原嘉彦 39
技術チーム 3名
製作チーム 3名
イモト ■
そのマッキンリー登頂の難易度はかなり高そうです。
番組の始まる前に調査しました。
■で囲まれている部分は番組の内容を後で書き込みました。
●マッキンリーはどんな山
アメリカのアラスカ州にあって、北緯63度に位置する。
緯度が高い影響でヒマラヤやアンデスの同一標高よりも空気が薄くて気圧が低く、標高のわりに寒くいことになる。
頂上付近は夏でも-30°、中腹の約4600m地点の温度計が、真冬に最低気温?73.3℃(?100°F)を記録したこともある。
標高は6,168mでエベレストよりは低いが、登山の難易度はエベレストに次いで2番目。
一般にエベレストを拝めるのはチベット高原であり、その際の比高は3700メートルほどとされている。
比高が最も高いのはマッキンリーと言われる。
マッキンリーを正面に見るデナリ国立公園の平地は標高600メートルほど。
それに対し、マッキンリーの標高6176メートルほどなのでマッキンリーは5600メートルもの比高を持っている。
比高レベルでは世界一でかい山と言うことができる。
この山の特徴は、氷河が巨大であること、北極圏に入るため気象状況が極めて悪い事などがあげられる。
毎年のように遭難者を出す。その大半が天候の急変によるものである。
また、ヒドンクレパスにも注意が必要だ。
風が強いので雪がクレバスを覆ってしまう。
雪に覆われて隠されたクレバスの事を「ヒドンクレバス」と呼ぶ。
そのヒドンクレバスがこのカヒルトナ氷河には無数にある。
野口健 さんもヒドンクレパスに落ちかけたとブログニ書いている。
どれだけ歩いたのだろうか。
突然「ストン」と体が軽くなった。
しかし、なにがおきたのか良く分からなかった。
あれっと思ったら、両足が空中にプランプランしていた。その次の瞬間、腰の竹竿がギシギシと音をたてて軋みだした。
ああ神様、なんてことだ!私はクレバスに落ちたのだ。それから先の事は記憶にない。
恐らくピッケルを反対側に引っ掛けて這い上がったのだろう。
気が付いたらヒドンクレバスの横であ然としてしゃがみ込んでいた。
●マッキンリー登山のルートと適期と混雑度
5月末から7月始めが登山の適期なのでこのころ毎年、世界中から約1000人の登山者がやって来る。
国別ではアメリカ人が最も多く、あとはヨーロッパ人、ロシア人、韓国人、日本人等で、そのほとんどが、ノーマルルートであるウエストバットレス・コースを登る。
ウエストバットレス・ルートを目指す登山者 は、ピークの5月下旬 から 6月上旬 には 500 ~600 人に上る。
通 常、登山隊はベースキャンプと頂上の間に散らばってい ますが 、このころは標高 4,33 0mのキャンプと 5, 240mの最終 キャンプ にそれぞ数百人の登山者を見かけることがあるという 。
●ノーマルルートのウエストバットレス・ルートの詳細
ウエ ス トバッレ・ルート ルートは傾斜 がおよそ40度ある雪と氷の斜面を登る のはもち ろんのこと 、
無数のクレバスが 広範囲にわたっている氷河の遡行もしなければ なりません 。
この ルート で最も 傾斜がある のは、高 4,330m キャンプ の上にあ るヘッドウォール ですが 、
そこには 固定 ロープが張られて います。
標高 5,240m の最終 キャンプから 標高 5,547m のデナリ ・パス へと続く雪と氷の 斜面 は通称 “ア
ウトバーン ”と呼ばれ、この斜面状態は深い雪(崩の危険)から硬い雪へと変化します。
●登頂方法
タルキートナから登山口のランディングポイント(2,220m)まで飛行機飛ぶ。
シェルパが付かないので荷を背負った上に荷を積んだソリを自分で引っ張って、最初の数日間は氷河の上を歩く。
ルートには深いクレバスが口を開けており、時には転落事故がある。
●登頂日程
登山に要する日数は、氷河上を歩き始めてから10-20日間ほど。
高度順化を考慮せずに最短で登れば、
登山の開始地点ランディングポイント(2,220m)→ カヒルトナ氷河→ ウィンデー・コーナー(3,900m) → ベースキャンプ(4,200m)間が3日間要する。
■6月8日~6月12日 まで悪天候のためキャンプ1で足止め。
6月12日キャンプ出発 標高2900mのキャンプ2を目指す。距離4km 5時間が目標。
6月13日 キャンプ3を目指す。 距離2.5km
6月15日まで キャンプ3 滞在。
6月16日 キャンプ4を目指す
3400m からイモトは高度障害が出た キャンプ4 (4300m)でオフザケショウ隊全体に明るさが戻った。
イモトは申し訳なさで途中から泣けてきた。
イッテQメンバーは高山に順応するようにここに滞在4日間した。■
カヒルトナ氷河の上を20kgに近い個人装備を背負い、10kgほどの荷(テント、食料、燃料などの共同装備)を載せたソリを 各人が引いて登る。
ベースキャンプ(4,200m)→最も傾斜が強いヘッドウォール(固定ロープがある)→ハイキャンプ(5,200m)間が1日要する。
■急に雪が降り出し20~30cm積もった。
5240mキャンプ5を目指す。
斜面は急だが、全員での登頂を目指す。
斜が急なので固定ロープがあるが、ユマール渋滞もあった。
7時間で最終キャンプが見えてきた。
6月21日最終アタック気温-20度 高低差900m 距離9km に挑戦。
難関は2箇所ある。
その1 大斜面デナリパス
30度以上の急斜面途中イモトのおなかが痛くなる。
あまりの激痛にひざをつく。
標高5600mまで登りきった。気温-15度
その2 頂上付近の心臓やぶりの坂
天候があやしくなってきた。空気が薄い。
喋っていないと意識が薄れ、心が折れる。
ついに心臓破りの坂を制覇だが、ココから頂上まで200mがナイフエッジ。
そしてついに 6月21日 午後1時35分マッキンリー登頂。
登山部全員見事に登頂。
二日連続アタック 中島ケンロウが頂上からの景色を撮影してきた。■
ハイキャンプ(5,200m)から頂上へのアタックが1日。
(ハイキャンプから標高 5,547m のデナリ ・パス へと続く雪と氷の 斜面 は通称 “ア
ウトバーン ”と呼ばれ、この斜面状態は深い雪(崩の危険)から硬い雪へと変化する。 )
ハイキャンプからランディングポイントへの下りは2日。
以上は最短の場合で計7日間でランディングポイントと頂上を往復できる。
一般にはこれに荷上げの日数(それは高度順化のためでもある)と休養の日数が加わる。
悪天候で行動ができず、日数が更に伸びることもある。
※2014年スペインのトレイルランナー、キリアン・ジョルネが、アラスカ・デナリ(6194m)の一般ルートであるウェスト バットレス ルートを11時間40分でベースキャンプから往復し、これまでの記録を大幅に短縮した。
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