貴乃花親方が処分当日に服装を変えた意味は?
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3月29日に貴乃花親方は相撲協会理事会すら降格処分を言い渡されました。
当日貴乃花親方は紺色無地のスーツに黒のネクタイでマフラーは無しといういでたちで
会議室に胸を張って入室しました。
八角理事長からは
委員から年寄への2階級降格を言い渡されました。
「ありません。ご迷惑をかけてすみませんでした。
これから協会のために頑張ります」と謝罪しました。
八角理事長は
「これからちゃんとしっかりしなさい」と言いました。
理事経験者の年より降格は史上初です。
年寄りの平均年齢は36才ですが、貴乃花は45才です。
年収も理事の1740万円から年寄の960万円となり約780万円の減収となりました。
それにしても未だ体質改善の方策を確立していない理事たちに1740万円もの年収は疑問ですね。
貴乃花親方の退室後
理事会出席者からは「もっと重い処分でも良かったのでは?」とい声をあげた人がいたそうです。
貴乃花親方の降格の経緯
貴乃花親方の降格の経緯については
2018年1月4日の理事会で2階級降格の役員待遇委員となり、
3月28日の理事会で委員への降格が言い渡されています。
相撲協会の組織では横砂は引退後委員から始まるので
今回の更に2階級降格の年寄まで降格させられたのは異例のことです。
正に史上初のことです。
正論を吐いても孤立しては戦えないわけですね。
まして弟子に足を引っ張られたのが大きいですね。
貴乃花親方のいでたちの意味は
そもそも貴乃花親方のマフラーは首の神経を炒めて血行障害なので保温をするためにしているものです。
真夏でもマフラーで保温しているのです。
しかし必要以上に左右に長くたらしいてたのは
異様さがあり、見方によれば見苦しいとも受け取られていました。
今回はもっと短いマフラーにしないで首をさらけ出しています。
従来の柄物のネクタイを黒色にして出席してきたのは喪服のいでたちとも言えます。
表向きは「弟子の不祥事や自分の勤務態度」に反省の意を表していても、
本音は首をさらけ出してやるから斬るなら切ってみろという意思表示ですね。
何しろ歩き方からして顔をあげて威風堂々ですから。
それは相撲協会として問題の解決策を何を生み出していなことに対する反骨精神のあらわれでもありましょう。
貴乃花親方の本音として反省しないのはなぜか
今回、貴乃花親方が謝罪に追い込まれた発端は
弟子の貴公俊 関が起こした暴行事件です。
貴公俊 関は日馬富士のように首にされてもおかしくないぐらいの醜態をさらし
兄弟子に怪我まで負わせいるのです。
貴公俊 関の首を避けるには
協会内部に味方がほとんどいない貴乃花親方としては
反省した態度を見せる以外にはなかったわけです。
しかし、内閣に告発した相撲協会の体質を変えることは何も前進していないのです。
また同じような暴力事件や不祥事が起きる可能性はあるわけです。
相撲協会の体質が改善されていないなかでは
貴乃花親方は反省する余地はないというのが自然な見方であると思います。
貴乃花の親方の将来は
貴乃花親方が最下層の委員にまで降格された以上、
協会から評価されて階段を上がっていかねばなりません。
一番難しい問題は協会の中での孤立状態から脱却できるかでしょう。
不器用で誤解される性格なので
看板力士を育成して協会に貢献する以外の道はないでしょうね。
それが貴公俊 関ができる親方に対する最大の恩返しでもあるでしょう。
輪島以来の委員から年寄への降格
54代横綱・輪島は優勝回数14回を数えた名横綱でしたが、
引退と同時に花籠を襲名しそのまま部屋の師匠に収まりましたが、
花籠の妹が経営していたちゃんこ店が倒産し、
この店の借金の担保になんと年寄名跡「花籠」を入れていた事が85年10月25日に判明しました。
相撲協会は九州場所中に花籠を委員から平年寄へ二階級降格に処しました。
借金の総額は3億円以上とも言われています。
貴乃花親方が処分当日に服装を変えた意味は?まとめ
次回からマフラーの長さを変えるのか、マフラーをしないのか
ネクタイの柄を変えるのかによっても騒がれそうですね。
貴乃花親方は当分こつこつと仕事に取り組んで仲間を増やす以外なさそうです。
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