スーパードクターお腹を切らない大腸がん手術!羽鳥慎一モーニングショウ2017年5月9日
公開日:
:
トレンド
TT東日本関東病院 内視鏡部・部長 大圃研(43)はESD体への負担が少ない癌治療の第一人者でお腹を切らない大腸がん手術を可能にしたスーパードクターです。
2017年5月9日の羽鳥慎一モーニングショウではスーパードクター大圃研の特集をしました。
内視鏡治療法「ESD」は外科手術に比べて患者への負担が少なく、治療も短時間で済む画期的な治療法です。
内視鏡部・部長 大圃研(43)は通常なら専門医に分かれる「胃・食道・大腸」の3つの治療を一人でこなすスペシャリストです。
彼は両手と脚の動きを協調させてスコープを自在に操って通常3時間かかる手術を30分で終わらせます。
その腕前は外科手術をしても人口肛門になると宣告された患者にメスを入れることなく4~5日程度で社会復帰させるほどです。
大圃研さんは15年以上研究してきた成果を学会で発表して今では多くの医師から理解を得ています。
チームは大腸がんのESD治療症例数3年間連続で日本一となっています。
<div style=”padding: 16px; border: solid 3px #4169e1; border-radius: 10px; background-color: #f0f8ff; margin-top: 30px; margin-bottom: 30px;”>ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)とは
</div>
ESDは Endoscopic Submucosal Dissectionの略語です。
食道や胃、大腸の壁は 粘膜層、粘膜下層、筋層という3つの層からできています。
がんは最も内側の層である粘膜層から発生するため、早期がんの中でもさらに早期の病変に対して、胃カメラや大腸カメラで消化管の内腔から粘膜層を含めた粘膜下層までを剥離し、病変を一括切除するという治療法です。
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)が日本で開発され最初に行われたのが1998年で、大圃研がやり始めたのが2000年です。
当時はやったことがある人はほとんどいなかったそうです。
ESDはその時代では、革新的過ぎたというかアグレッシブ過ぎていて危険な治療だとも言われていました。
粘り腰で粛々とやっているうちに、少しずつ成績が出てきて、だんだん好評を得て徐々に多くの患者さんが紹介されるようになったとか。
全国の病院からESDを見たい、学びたいと言われるようになりました。
<div style=”padding: 16px; border: solid 3px #4169e1; border-radius: 10px; background-color: #f0f8ff; margin-top: 30px; margin-bottom: 30px;”>NTT東日本関東病院 内視鏡部・部長 大圃研さんの体調管理</div>
内視鏡部・部長 大圃研さんいわく「患者さんは僕の心身の状況は分からないかもしれませんが、常にベストの状況で治療に臨むようにしています」
羽鳥慎一モーニングショウでは大圃研さんの机を見させてもらいました。
机の引き出しには歯ブラシがいっぱいです。
カバンの中にも7本も入っています
大量の歯ブラシを持つ理由は内視鏡の操作中に歯の痛みが出ると集中できないからです。
歯ブラシを肌身離さず持って歯を磨いています。
歯磨きの回数は一日最低6回とか。
歯ブラシのこだわりは毛先は先細です。
<div style=”padding: 16px; border: solid 3px #4169e1; border-radius: 10px; background-color: #f0f8ff; margin-top: 30px; margin-bottom: 30px;”>NTT東日本関東病院 内視鏡部・部長 大圃研さんの生き方</div>
羽鳥慎一モーニングショウでは大圃研さんの生き方を 知っている医師に聞いてみました。
大森赤十字病院 内視鏡室・室長 千葉秀幸 です。
「基本的にはやっぱりほぼ病院に住んでいるみたいな
好きだからできるというか
内視鏡は恋人なんじゃないですかたぶん」
事実大圃研さん徹也で手術の動画チェックしているのです。
「新しい治療は全部が完成した状態ではスタートできないので最初って違った治療に使う道具を流用したりとか
実践しながら技術向上していかなきゃならない。
新しい分野の治療のすごくむずかしいところは
保守的に出来上がった物で安全なことだけやっているとおそらく新しい物は出てこないですよね。
教えてくれる人がいないため手術の時の動画映像を徹夜でテープが擦り切れるほど見返しました。」と大圃研さん。
もし自分が大腸がんになったら大圃研さんのような医師にかかりたいですね。
<div style=”padding: 16px; border: solid 3px #4169e1; border-radius: 10px; background-color: #f0f8ff; margin-top: 30px; margin-bottom: 30px;”>ESD病院と保険適用</div>
嬉しいことにESDも先進医療として手術されていた時は全額自己分手下が今では保険が適用されることになっています。
胃で最も早く2006年より保険収載され、次に食道で2008年、大腸で2011年より、国が認めた保険治療として現在では標準的に行われるに至ってるのです。
一般的には開腹手術よりは費用は低額です。
いくつかの病院を紹介します。
実際に行かれる場合は「施術できる医師の在籍」や「保険の適用」など確認されることをお勧めします。
・刈谷豊田総合病院
愛知県刈谷市住吉町5丁目15番地
TEL 0566-21-2450(代表)
・岩国医療センター
山口県岩国市愛宕町1-1-1
TEL 0827-34-1000
・済生会前橋病院
群馬県前橋市上新田町564-1
TEL 027-252-6011
・順天堂大学医学部附属順天堂医院
大腸ESD は先進医療扱いで自己負担額は154,810円
大腸ESD以外の治療・検査費および入院費用などについては、保険診療が適応されます
※大腸ESDは2011年から保険適用とされています。
ホームページが更新されていないのかも知れないので窓口で相談してください。
関連記事
-
オスマン・サンコンの徹子の部屋は初孫が登場!!介護や勲章も語る
2018年10月9日の徹子の部屋はオスマン・サンコンが今日のゲストです。 オスマン・サンコンは