サブウーハでパソコンとFire TV 4k Maxでストリーミング配信の重低音を比較試聴
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最終更新日:2022/10/08
オーディオ
従来のFire TV 4kのオーディオ音質は24bit/44.1kHzどまりだったが、
Fire TV 4k MaxはのハイレゾのクオリティはAmazon music unlimitedのULTRA HDで最大192Khz/24bitとなった。
最近私が製作した物にFostex305Wのケルトン式サブウーハーがある。
今回の記事ではこのサブウーハーで「Fire TV 4k Max」と「パソコン」でストリーミング配信の音質比較を行った。
特にサブウーハーから再生される30Hz台の重低音を試聴比較した。
サブウーハーケルトン式の能力
自作したサブウーハーはフォステックスの30cm口径のFW305ウーハーでケルトン式だ。
スピーカー設計アプリのSpedの周波数特性では25Hz~100Hzまでフラットになっている。
楽曲で25~35Hzの周波数の再生があれば机の下にあるサブウーハーからもろに体で波動を感じることができる。
なので私自身は周波数測定器がなくても重低音の有無を体と耳で検知できる。
しかし万人に説明するには再生された周波数帯域のレベルを表示するSpectram Analyzerの測定結果の図が必要だ。
Fire TV 4k Maxの能力
Fire TV 4k Maxの音声をオーディオに利用するにはHDMI音声分離機が必要だ。
Fire TV 4k Maxオーディオの構成を図に示す。
DAC入力は同軸と光の二つの入力端子がある。
パソコンとFire TVとのDAC入力の切り替えはパソコン入力は同軸ケーブル、Fire TV入力は光ケーブル配線としスイッチ一つで切り替えられる。
Fire TV 4k Maxのオーディオの能力は192kHz/24bitまでの配信能力がある。
今回使う重低音の音源はAmazon music unlimitedの44.1kHz/24bitの楽曲を使用した。
PCオーディオとFire TVオーディオによる重低音の音質比較。
重低音(超低音)とは一般のスピーカーでは再生レベルが低下して聞き取れない20~50Hzの周波数帯域を指す。
重低音を含む楽曲の音源はパソコンとFire TV 4k Maxを交互に使ってAmazon music unlimitedからのデジタル配信を再生する。
今回の音源は30Hzの重低音が入っているThe WeekendのHeartlessを使う。
この曲のAmazon music unlimitedからの配信音質はUITRA HD 44.1kHz/24bitとなっている。
外付けDACの音質も44.1kHz/24bitに合わせた。
パソコンオーディオで再生したSpectram Analyzerの周波数レベル図では重低音の30.9Hzが記録されている。
一方Fire TV 4K MaxでもAmazon music unlimitedアプリから直接同じ楽曲のThe WeekendのHeartlessがUITRA HD 44.1kHz/24bitで再生された。
この音質はこれで配信されているので選びようがない。
Spectram Analyzerの結果は30.9kHzの数値が記録されている。
重低音の再生に関しては両者の違いはなかった。
聴感での音質比較は行っても違いはみつけられなかった。
サブウーハでパソコンとFire TV 4k Maxでストリーミング配信の重低音を比較試聴 まとめ
今回自作サブウーハーを使い30kHzの重低音の再生音の比較をPCとFitr TVとで行ったが優劣はつかなかった。
本来192kHz/24Bbitでの比較をすればよかったのだが、30Hz台前半の重低音を含む192kHz/24Bbitの楽曲をAmazon music unlimitedから見つけることができなかった。
また私の手持ちのHDMI音声分離機もそこまでの音質は対応していない。
機会を見て、さらに機材をグレードアップして挑戦してみよう。
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