サブウーハーで聴くKing Gnuの重低音の曲は？邦楽男性歌手編

この記事ではKing Gnuの30Hz台以下の重低音を含む曲を紹介している。

30Hz台の重低音ともなるとサブウーハーや大口径ウーハーでなければそれ以上の周波数とフラットなレベルの音として聞けない。

King Gnuの個性的な重低音に何かを感じるには圧や振動として体感できるスピーカーが欲しい。

私が試聴に使用しているのは口径30cmフォステックスFW305使用の自作ケルトン式サブウーハーだ。

周波数の測定はSound Analyzer Proを使用した。

King Gnuが作る重低音

2015年以降4人体制となり2017年、「King Gnu」（キング・ヌー）と改名。

「J-POPをやる」ということがKing Gnuの大きなコンセプトの一つ。

リーダーは29才の常田 大希（つねた だいき）作詞・作曲しも常田 大希。

これまでにリリースした楽曲は、すべて常田 大希が作詞・作曲。

ベースラインは全て新井 和輝（あらい かずき）が作っている。

新井和輝が使用するベース楽器。

・FENDER フェンダー
Deluxe Jazz Bass V Kazuki Arai Edition Rosewood Fingerboard Vintage Natural

・BLACK CLOUD Black Smoker BETA-5 Act King Gnu新井モデル

・シンセベース：Moog Sub Phatty

・エフェクターボード：YOUSAYSOUNDS

4人構成のバンドKing Gnuの重低音は新井和輝が使用するベース楽器から生み出され、リリースされる。

その重低音は曲のコンセプトに見事に合致するように作られている。

洋楽や邦楽分野ではKing Gnuは見事に30Hz台の重低音を使いこなすバンドの一つだろう。

サブウーハーで聴くKing Gnuの重低音の曲は

●Tokyo Rendez-Vous

2017年アルバムTokyo Rendez-Vous収録曲

冒頭から27Hz～のブルブル重低音が唸り、のし歩く。

レベルも分解能も高い。

●McDonald Rmance

2017年アルバムTokyo Rendez-Vous収録曲

冒頭2回走り抜けて行く50Hz台から40Hz台に落ちる重低音が不安感をあおる。

録音レベルはあまり高くないだけに芸が細かい。

ボーカル「きっと永遠には続かないの～」　の背景を流れる無機的な30Hz台の重低音が虚無感、あきらめ、絶望を深く演出する。

●HITMAN

2019年アルバムSumpa

「歩いているのでしょう～」「笑顔の仮面を取れ～」　深い38Hzの重低音が鳴り響く

数少ない30Hz台重低音だけど効果的。

●THE HOLE

2019年アルバムSumpa

「世界の片隅に灯るかすかな光を～」のところで鳴り響く

30Hz台の打ち込み重低音とハイプオルガンのようなぶるぶるの重低音。

すごくドラスティックな感じ。

●三文小説

2020年シングル

「増えた皺の数を隣で数えながら～」　に続いて41Hzの重低音が入り

続いて →36Hz →　32Hz →　27Hzと音階が下がっていく。

この深く落ちていく重低音は聴きどころ。

●どろん

2020年アルバムCEREMONY

レベルは低いけどボーカルの背景に30Hz台の重低音が鳴り響く。

意味は不明。

●ユーモア

2020年アルバムCEREMONY

レベルはひくいけど30Hz台まで下がる打ち込み重低音が繰り返される。

●壇上

2020年アルバムCEREMONY

「ちっぽけな夢に囚われたままで～」の背景に流れる34Hzまで下がる深い重低音。

パイプオルガンで伴奏しているかのよう。

● 一途

4thシングル 2021年12月29日

一途に30Hzまで下がる重低音の連打。

サブウーハーがぼこぼこ言ってる。

●逆夢
4thシングル 2021年12月29日

29H～の重低音が唸る。お腹に響く。

サブウーハーで聴くKing Gnuの重低音の曲は？洋楽男性歌手編　まとめ

king Gnuはリーダーの常田 大希（つねた だいき）作詞・作曲し、ベースラインは全て新井 和輝（あらい かずき）が作っている。

新井 和輝が作るベースラインの30Hz台以下の重低音演奏は5弦ベースやシンセベースが使われる。

30Hz台以下の重低音をサブウーハーで聞くとわずかでも音圧や振動を体感できるのがヘッドホンとの相違だ。

サブウーハーで聴くKing Gnuの重低音の曲として

★Tokyo Rendez-Vous

★McDonald Rmance

★THE HOLE

★壇上

を揚げておこう。