舘ひろし・内館牧子の老いとは?徹子の部屋
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最終更新日:2019/02/11
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2019年2月11日の徹子の部屋には68才にして主演男優賞を受賞した舘ひろしと、69才の時に転んで大けがをした内館牧子が元気な姿を見せました。
セリフを覚えないと自ら公言する舘ひろしが映画「終わった人」で第61回ブルーリボン賞で主演男優賞を取りました。
原作者は辛口横綱審議委員で有名な内館牧子です。
朝青龍に対しては「成績は申し分ないが、品格の面で問題有り」として横綱昇進に反対し、
休場してモンゴルでサッカーをしていたときは「日本文化をなめている」と叱責しました。
舘ひろしと内館牧子のかかわりとは
さすがの舘ひろしも原作者の内館牧子にブルって 必死に演技をしたのが受賞に次なかったのでしょうか?
舘ひろしが内館牧子の作品を演じるのは映画『義務と演技』から20年ぶり2作目とか。
二人は旧知の仲で舘ひろしに内館牧子は全幅の信頼を寄せていたのです。
今回の映画化にあたりだしていた内館牧子のコメントです。
「主人公は舘ひろしさん、その妻は黒木瞳さんとうかがい、もう早くも横綱相撲で勝ったと思った。」
舘ひろしも68才ですからいつまでも無敵のガンマンでいられません。
「どうやって人生を終わっていくかは、誰にとってもいずれ訪れる時に向かって、誰とも違う自分なりの時の過ごし方を見つけていくことだと思ってます。
私自身は、この物語を“再挑戦”と定義して演じます。ですから、実際に、もうかなり歳ですが、いやこの歳になったからこその、新しい“舘ひろし”をご覧いただけるのではないでしょうか。 」舘ひろし
楽しんで作られた映画が舘ひろしののびのびとした演技につなかりカナダモントリオールでの最優秀主演男優賞とブルリボン賞主演男優賞に次なかったのでしょう。
めでたしめでたしですが舘ひろしの最後の最後の映画は無敵のガンマンだった男が
ある理由で自ら死をえらぶという映画にしてほしいですね。
無敵の内館牧子も寄る年波には勝てなかった
辛口で無敵の内館牧子も2017年4月に花見で転んで全治6か月の怪我をしてしまいました。
事務所近くのアークヒルズで桜を見ながら歩いて転んだら頭と足を打ったそうです。
1948年生まれですからもう70才になるわけです。
この怪我をきっかけにして書いた小説が「」すぐ死ぬんだから」。
自分自身の就活もじっくりと考えたことでしょう。
徹子の部屋で語る「老い」に対する内館さんの提言は実に刺激的で…。
まだまだ元気なお二人ですが
老いや終活に関するお話が興味深いですね。
「終わった人」への思い
「終わった人の」話が来た時に舘ひろしも年齢的に69才なのでやるのがきついのでお断りしようとおもったそうです。
原作と脚本読んだらすごい面白かったのでひきうけたといいます。
セリフを覚えない人が原作と脚本を読んだというのが面白いですね。
舘ひろしも熟成したのでしょうか。
内館牧子も舘ひろしが演ずると聞いてびっくりしたそうです。
舘ひろしは演じてみたらほんとに楽しかったといいます。
普段舘ひろしの映画を見ない舘ひろしのお母さんがこの映画を見て「あんたはともかくこの映画は面白かった」といったそうです。
花に見とれた大けがを負った内館牧子
内館牧子は桜に見とれて、段差に気が付かずに転倒しました。
周りの人が助けてくれました。
足の指を5本をも骨折する大けがでした。
今もリハビリ中とか。
それで老人のつらさがわかりました。
出かける人に迷惑を書けるのが嫌でつい部屋に閉じこもりがちになっているとか。
終活小説の「すぐ死ぬんだから」は23万部も売れました。
この小説をよんだ舘ひろしは「終わった人」よりも面白かったそうです。
「先生!映画化になったら岩造はぜひ私に」と舘ひろし
「やってくれる?」内館牧子
外にも出れないので家で原稿を書いているしかなかったとか。
「終わった人」にしても「すぐ死ぬんだから」にしてもモデルはいないそうです。
年取った人はすぐ「いいのよ!いいのよ!すぐ死ぬんだから」ということに対して描いたとか。
渡哲也に支えられてきた舘ひろし
舘ひろしは渡の言葉に支えられた北といいます。
「芝居なんていいんだよひろし!お前には花がある」
と言われました。
「その言葉だけを頼り生きてきた気がします。」舘ひろし
モントリオールを受賞した時に渡哲也からの電話は
「おい!ひろし、良かったな!(石原プロの)俺らみんな大根だけどお前は大根に花を咲かせてくれたな」というものでした。
「とてもうれしかった」と舘ひろし
内館牧子も賞を取ってもらうというのは原作者冥利につきるといいます。
内館牧子は舘ひろしを含め石原プロのメンバーはみんな品があるといいます。
その辺が舘ひろしに対する好感のもとにもなっているようです。
朝青龍とは全然違うというところなんですね。
内館牧子の老人論
まず老いていくことを受け入れる。そこからどうするかということ。
若い者には負けないといって頑張っても、若い者には早々と負けてそこからどうするかということだと思います。
人生60過ぎたらみな一直線。
東大でようが、外国で暮らそうが着地はみないっしょ。
老人は真っ二つに分かれるな。
自分をきれいにサポートして手をかけている男女と
どこ行くにもリュックサック背負っていくような男女に分かれるな。
手をかけている人の方が元気でどんどん意見を言う。
外見と中身は連動している。
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