紀平梨花のGPファイナル優勝のカギはトリプルアクセルと確認にある
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紀平梨花のGPファイナル優勝のカギは「SPで1本フリーで2本組み込まれているトリプルアクセル」にあります。
もっともたとえ失敗しても、それを跳ね返すだけの強い選手であることはすでに証明はされています。
紀平梨花が初優勝を決めたGPシリーズデビュー戦(NHK杯)ではSPでのトリプルアクセルで転倒し、SPの得点は69.59点で5位でした。
フランス大会では1度もトリプルアクセスに成功することなく優勝しています。
しかし宮原やザギトワをはじめとするライバルたちはそんな紀平梨花を見据えて勝負してきます。
紀平梨花が確実にGPファイナルを制覇するにはトリプルアクセルの成功がカギとなります。
その成功を確かなものにするため紀平梨花の確認作業は進みます。
紀平梨花の優勝のカギは確認にある
紀平梨花はトリプルアクセルについては「代名詞になるぐらいしっかりと飛んでいかないといけない」といっています。
佐野稔氏は「現在は、3アクセルのみならず4回転の練習にまで及んでいる、もう練習では跳んでいる」とコメントしています。
紀平梨花は技術的には3アクセルのみならず4回転まで可能にしているのです。
そんなハードな練習を可能にしているのは「怪我をしないように転ぶことにしている」という紀平梨花流の対策です。
見事でな発想ですね。
昔からスキーでは怪我をしないためには上手に転ぶことだといわれていて転ぶ練習から始めています。
紀平梨花は16才にして現状を確認し分析し対策を取る術を身に着けているわけです。
GP2戦目のフランス大会でのトリプルアクセル不発は
「時差ボケによる寝不足もあって、体に力が入らなかった。」と確認し分析しています。
そのためGPファイナル大会は就寝時間の調整や昼寝を活用して、体のコンディション維持に気をつけているといいます。
12月6日の練習ではトリプルアクセル28本中21本着氷 75%の成功確率でした。
本番での成功確度を上げるために練習でしっかり確認作業を紀平梨花はしているといいます。
「氷の質の把握」「会場での本番の照明の明るさ」「飛ぶ前に目に入るもの」そして言葉でイメージ化していく作業です。
浜田美栄コーチの指導方針は選手に伝える言葉を重視ですからね。
「練習や試合で気づいた選手たちの長所や克服すべき点をノートに書きとめ、そのことばを丁寧に伝えること。」
「ことばにすることで、うまくいかないときに一人でも立て直せるようになってほしい。」浜田美栄コーチ
紀平梨花の強さの秘密は幼少から鍛えられている体幹にある
紀平梨花の財産は何よりももって生まれた優れた運動神経と幼少期からの鍛錬です。
紀平梨花は幼稚園では、「ヨコミネ式教育法」を受けています。
「ヨコミネ式教育法」は「心の力・学ぶ力・体の力」を育むことで子どもたちが持つ可能性を最大限に引き出すことを目的としています。
幼稚園では8段の跳び箱を飛んでいたといいます。
高い跳び箱は恐怖心との戦いですが、それに勝てる心を幼少のころから持っていたのです。
このころからバレエや体操なども行っていました。
その成果で体幹が鍛えられているのです。
そもそも紀平梨花がトリプルアクセルを始めたのは
紀平梨花選手の練習を見ていた濱田美栄コーチが、「この子は、トリプルアクセル(3A)いける!」と見抜いたからです。
は、
その言葉を聞いた田村岳斗コーチと濱田美栄コーチが指導をする中で、紀平梨花選手は、トリプルアクセルを習得していったのです。
紀平梨花の優勝のカギはトリプルアクセルと確認にある まとめ
紀平梨花の優勝のカギはトリプルアクセルの成功とそれを確実なものにするための確認作業にあります。
紀平梨花は12月6日のトリプルアクセルの成功率75%を高めるため
確認作業を継続中です。
でもたとえ本番でトリプルアクセルに失敗してもそれを跳ね返すだけの精神力と技を紀平梨花は身に着けています。
過去のすべての失敗を克服しようと作業は
浜田美栄コーチの「うまい選手じゃなく、強い選手が勝つ。」という言葉通り
紀平梨花をGPファイナルの優勝に導いてくれることでしょう。
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