白髪&抜け毛の対策とは?教えてもらう前と後
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2018年11月13日の「教えてもらう前と後」は内科・皮膚科 医師の友利新先生を招いて「白髪&抜け毛の対策」を紹介しました。
ヒトの頭皮には約10万本の髪が生えており、1日に50~100本が抜けています。
髪の毛は成長から脱毛までサイクルが出来ているのですが、ダメージを受けた髪は元に戻りません。
髪への大敵は多々有ります。
★老化やストレスはメラニン色素を作る細胞を弱めてしまいます。
★紫外線で紫外線のダメージは肌の4~5倍であります。
★冷房で髪が乾燥する事で切れ毛などの原因で、体が冷えることで血流が悪化して抜け毛となります。
★海やプールで塩分や塩素により髪が脱色したり、枝毛となったりします。
★湿度で汗で蒸れた頭皮に菌が繁殖してニオイの原因となります。
★夏バテによる栄養バランスの崩れで、頭皮に悪影響をおよぼします。
45歳くらいからは、ゴースト血管が増え、60代になると30 代と比較して毛細血管が40%減少するというデータもあります。
頭皮の毛細血管が衰えると、毛母細胞に栄養が届かず、髪がパサついたり、抜け毛や白髪が増えたりします。
抜け毛予防には、頭皮の毛細血管を強くすることが必要なのです。
抜け毛対策
よい抜け毛は根本が白い毛。
悪い抜け毛は根本が黒いものです。
気にすべきは本数ではなくて質がポイントといいます。
細くて短い毛が問題です。
早死にした毛なのです。
1つの毛根からは50回だけ毛が生えます。
毛母細胞が縮んで毛が抜けて、再び毛母細胞の働きで毛が生え変わります。
毛髪の平均寿命は2年なので、2×50回で100年は禿げないハズですが、
悪い抜け毛は体質や遺伝の影響で生え変わりのサイクルが2年よりも短くなっているのです。
結果的に薄毛の原因となっているのです。
頭皮の皮脂は周辺に炎症を起こしやすいといいます。
正しいシャンプーのやり方とは
頭皮を清潔に保つため、シャンプーを一度見直すことも大切です。
天皇陛下の元理髪師のシャンプー法を教えてもらいました。
シャンプーの前の余洗いで汚れの7割は落とせるとか。
シャワーヘッドを頭皮から5cmまで近づけてシャワーの水圧で汚れを落とします。
39度前後のお湯で焼く3分間洗います。
熱すぎると必要な皮脂まで落としてしまいます。
シャンプーは両手につけてから髪の生え際から頭頂部に指を滑らせます。
そして髪の毛をもって空気を含ませます。
髪の毛を泡立てネットのようにするときめ細かい泡が徐々に出てきます。
このきめ細かい泡で皮脂を落とします。
シャンプーは神を洗うというより頭皮を洗うのだといいます。
それも桃に触るイメージで。
指の腹頭皮に密着させても見込むのです。
髪のすすぎは洗う時間の2倍ぐらいとります。
シャンプーが残らないようしっかりすすぎます。
正しい髪の毛の乾燥方法は
頭皮には雑菌が多いので自然乾燥は雑菌が繁殖しやすくなるため、ドライヤーですぐに乾かすことが大事といいます。
ドライヤーの温風は平均で100度~110度あります。
髪の毛とドライヤーとの距離は20cm以上離すことで60度~70度の適切な温度になります。
髪の毛が8割以上乾いたら仕上げに冷風を使います。
髪の毛の通夜し手ざわりがよくなるといいます。
白髪とストレスの関係性とは!?
強いストレスで活性酸素が大量に発生するとメラノサイトや チロシナーゼを攻撃し、髪の毛に色がつけられなくなることがあります。
ストレスは毛細血管を細くするので血流が悪くなって白髪になることがあります。
白髪&抜け毛の原因毛細血管のゴースト化とは
白髪&抜け毛の要因の一つとして頭皮の血行不良があります。
ゴースト血管は消えた毛細血管です。
毛細血管の長さは10万kmもあり体中の細胞に必要な酸素や栄養を届ける役割を持っています。
毛細血管のゴースト化は白髪&抜け毛のみならず冷え性の原因にもなります。
毛細血管がゴースト血管になっているかどうかチェックする方法があるといいます。
それが以下の項目によってチェック出来ます。
・最近白髪が増えた
・目が疲れやすくなった
・目の下にくまができやすい
・体が浮腫むことが増えた
・長時間睡眠をとってもだるい
このうち、1つでも当てはまるとゴースト血管の可能性があるといいます。
今日からはじめる1日30回かかと落とし運動でゴースト血管を撃退
一日たった30回のかかと落とし運動です。
第二の心臓と言われているふくらはぎを鍛えるわけです。
その結果全身の毛細血管が活性化するわけです。
やり方は
背筋を伸ばしつま先立ちして、かかとに体重を落とします。
骨の刺激がポイントです。
食生活で毛細血管の改善を図るには
赤澤医師が不定愁訴に悩まされた時、漢方の一つでもあるヒハツにたどり着きました。
カレーに入れたりラーメンに入れたりします。
1回あたりの量は小さじ半分程度です。
シナモンも毛細血管を強化するスパイスです。
シナモンに含まれるシリンガレシノールという成分が、Tie2を活性化して毛細血管を強くしてくれます。
白髪を抜いたら白髪は増えるの?
白髪を抜いても白髪は増えません。
白髪の原因はメラニン色素の不足です。
老化やストレスでメラニン色素を作る細胞が弱まってしまって白髪ができるのです。
ですから白髪は最初から白髪となって生えてくるわけです。
抜くと毛根の細胞を痛めるので根本をカットするのがよいそうです。
白髪は黒髪に戻ることはあるのか
メラニン色素を作る機能は血流不足などで一時的に休止することがあります。
その機能が何かのきっかけで復活すれば黒髪になる可能性はあるといいます。
そのスイッチのオンオフはどうすれば制御できるのかがわかっていません。
もし解明して白髪なくしたらノーベル賞物とも。
白髪&抜け毛の対策とは?教えてもらう前と後 まとめ
「白髪&抜け毛の対策とは」結局頭皮の血の巡りをよくすることということと。
頭皮の脂質を丁寧にあら流すということでした。
教えてもらう前と後では具体的対策が提示されたのでやることが二つ新たに出てきました。
一つは
毎日かかと落とし運動を30回やって毛細血管の地の巡りを改善すること。
もう一つは
髪の予洗いを丁寧に3分間以上かけて洗い落としはその倍の時間をかけて優しく洗うということです。
これだけやると「白髪&抜け毛の対策」以外に頭の回転もよくなるのは間違いなしですね。
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