アメリカンチェリーおすすめの品種は?実家のさくらんぼを調べてみた。
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グルメ
アメリカンチェリーといえば大粒でが深紅のような色が魅力ですね。
6月ともなれば国内のスーパーに輸入品がたくさん並びます。
そんなアメリカンチェリーを思い切り食べたくて旅立ちました。
といってもアメリカではなく実家のある北海道札幌市です。
樹齢80年を以上樹高6mを超える大木です。
上段左から平和錦、日の出、レッドグローリー、下段左から佐藤錦、紅さやか、ジューンブライト、早生水門
旅グルたび 引用
おじいちゃんが苗木をもらって植えたということです。
毎年6月上旬には1000個を超えるアメリカンチェリーが取れます。
残念ながら今年は天候不順で不作。
当てが外れました。
実家のアメリカンチェリーは
手入れ不要,肥料なし、自家受粉、皮が薄くて美味しい というメンテナンスフリーで美味の優れものおすすめ品種です。
こぼれ種から自然に芽ができて親木の周りには数本の子木が生えてくる元気ものでもあります。
数年前千葉県にこぼれ種からの苗木を持ち帰って栽培を試みましたが枯らしてしまいました。
今は時間も取れるので栽培再チャレンジのため
この栽培容易なアメリカンチェリーについて調べました。
まずは実家のアメリカンチェリーの種類の特定から
北海道札幌市で元気に育っているアメリカンチェリーの種類は
北海道札幌市で元気に育っているアメリカンチェリーの種類は何かと調べ出すと意外と手間取りました。
・樹齢80数年で樹高6mの大木。(おじいちぉんが苗木を入手して植えた)
・肥料なし、剪定なしの全く手入れ不要
・受粉樹不要で1本でも実がなる品種
・実が取れるのは6月上旬から中旬ごろ
以上の手がかりをもとに調べました。
国内のスーパーで売られているアメリカンチェリー果実はピンク゛だった
アメリカでは、生の果実として出回るほとんどがビングとか。
日本に入るアメリカンチェリーも9割がビングです。
ビングは大きく、色が濃く、実が締まっているのが特徴です。
丈夫なので船での輸送にも向いているが、収穫後に雨がかかるとひびが入りやすいといわれています。
実家のサクランボの色はピンクそっくりですがより大粒です。
国内で売られているアメリカンチェリーの苗木は
●アメリカンチェリー(大実サミット)
作りやすいジャンボ品種!13gの大玉。
アメリカンチェリーの人気品種です。
果皮は黒紫色で果肉は赤色です。
収穫は6月下~7月上旬です。
この品種は1本では結実しません。 相性の良い受粉樹として“高砂”を近くに植えることをおすすめします。
実家のものは1本では結実するので違う。
●アメリカンチェリー(ハリウッド)
暖地梅雨前に収穫できるので、裂果の心配無用です。
9~10gの果実です。
果実は紫黒色、果肉は濃い赤です。
早生種としては糖度が高く柔軟多汁。おいしいです。
収穫は5~6月上旬です。
この品種は1本では結実しません。
実家のものは1本では結実するので違う。
●アメリカンチェリー(ステラ)
1本でハート型したサクランボが収穫できます!
受粉樹不要で1本でも実がなる品種です。
大きな濃色ハート型果実 果重6~7g
アメリカンチェリー系との交配による強健品種。
花粉が多いので1本で結実し、他のサクランボの受粉樹としても非常に優れます。
カナダで育種された品種で、暖地ではもちろん耐寒性も非常に強いので寒冷地での栽培もおすすめです。
花は多花性で観賞価値が高く、別名「白桜」と言われる程です。
さくらんぼを収穫するには寒暖の差が必要
樹高/草丈 300cm ~ 500cm
1本で結実。樹形は直立性
写真の色では赤にちかいので実家のサクランボとは違う。
●アメリカンチェリー(スタークリムソン)
1果6~7gのカナダ育成種。早生で非常に実つきがよく栽培容易。濃赤色果皮で、果汁が多くおいしい。バラ科
収穫期:6月上中旬
写真の色では赤にちかいので実家のサクランボとは違う。
★アメリカンチェリー(種類は説明がありません)
色が濃く、大きく、実が締まっている
ダークチェリーとも呼ばれ色が濃く、大きく、実が締まっているのが特長。
鉄分やカリウムなどを日本のさくらんぼより多めに含んでいます。
品種名 アメリカンチェリー
耐寒性 ある。やや涼しい気候を好む(適地:東北~北 および九州北部)
収穫時期 6月下旬~7月中旬
実の大きさ 6~7g(中玉)
糖度 13~16
受粉樹 1本でなる(自家結実性あり)
東北中部以北での栽培が可能です。
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この品種は「佐藤錦」と「セネカ」を交雑して選抜・育成したさくらんぼ「紅さやか」はと思われます。
1979年(昭和54年)に交雑が行われ、1991年(平成3年)に品種登録されました。
6月上旬に収穫期を迎える早生種で、出始めの頃は果皮が紅色。そして収穫の後期になると濃く色づき黒っぽくなってきます。この濃い色は紅さやかの特徴で、色の濃いものは糖度が高い傾向にあります。
果実は丸みのあるハート形をしていて重さは5~7gとやや大きめ。糖度は15度前後と甘く、酸味とのバランスも良好です。また、紅さやかは果皮が濃くなるだけでなく、果肉まで赤く染まるのも特徴です
これも粒の大きさが実家のものとは違う。
ここまで調べて該当するものがなくて袋小路に入ってしまいました。
実家のサクランボが特定できたのは北海道果樹協会のホームページがヒントになりました。
北海道果樹協会 北海道果樹栽培の歴史から 実家のサクランボはアーリパープルギーヌ和名は日の出であることがわかりました。
北海道果樹協会 北海道果樹栽培の歴史
http://www.hokkaido-kajyu.net/history.html
北海道の「さくらんぼ」の作付面積は全国第2位
さくらんぼ(桜桃)の原産地は、中国からヨーロッパ南東部にかけての広い地域といわれています。
北海道での栽培の始まりは、りんご、なしと同じく、ドイツ人・ガルトネルが七飯町で苗木を植えつけたことに始まります。その後、開拓使が「ナポレオン」、「高砂」、「日の出」をはじめ25品種を導入、以来、北海道民に広く親しまれてきました。
北海道のさくらんぼは梅雨による裂果が少ないこともあり、市場での評価が高く、栽培面積は増加傾向にあります。
おなじみの「佐藤錦」をはじめ「北光(水門)」や大粒で食味の良い「南陽」が代表的な品種です。
北海道開発使庁がアーリパープルギーヌ和名・日の出を導入したのは1872年・明治5年です。
それから56年後の1938年におじいちゃんが日の出の苗を入手して植えたわけです。
現在でも日の出は山形県や北海道で栽培されていますが、苗の販売はされていない用です。
日の出はアメリカンチェリーでありながら皮が薄く甘くておいしいさくらんぼです。
札幌の実家ではこぼれ種から成長した樹高4mの日の出4本にも実がつき始めています。
2018年は不作なのが残念です。
アメリカンチェリーおすすめは品種は?まとめ
北海道札幌市の実家で育つアメリカンチェリー(種類は説明がありません)は日の出という名称で、今から146年も前に北海道開発使庁が導入したものでした。
通販では日の出の苗を販売しているところは見つかりませんでした。
こぼれ種でも芽吹いて成長する品種なので食べた後の種をプランターに入れて見るのもいいでしょう。
北海道芦別市(あしべつし)の「大橋さくらんぼ園」では、日の出も栽培しています。
さくらんぼ狩りでのみで提供していると注意書きがしてあります。
熟すととても美味しい人気の黒いさくらんぼです。難点はさくらんぼの汁が服に付くと色素が取れない。
それと口の周りも紫色になります。
この黒っぽいさくらんぼにはアントシアニンが多く含まれているので眼精疲労・視力回復にも期待できます。時期は7月中旬~下旬です。
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