ふるさと納税で永代埋葬権の魅力とは?管理費も不要に
公開日:
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最終更新日:2018/06/08
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2018年6月7日のスーパーJチャンネルはふるさと納税24万円で永代埋葬権が得られる小諸市の取り組み
について紹介しました。
終活者はもちろん誰でも永眠をどこにするかは生前考えておくべき重要なことですね。
先祖累代の墓とする方、あるいは新たな場所に墓を設けるかによって
用意する金額も違ってきます。
最近問い合わせが殺到している市営墓地に
ふるさと納税で永代埋葬権 を得られる小諸市があります。
24万円のふるさと納税を治めるだけで
小諸市郊外にある高峯(たかみね)聖地公園の合葬墓の永代埋葬権が贈られます。
高峯(たかみね)聖地公園は標高1,000mの高原で、北に浅間山・高峯山、日本アルプスを望む美しい環境です。
掃除や修繕などの維持管理は市がふるさと納税の寄付金で賄い、納骨後の負担は不要です。
都会よりも自分の故郷にお墓を設けたいという人も大勢いるでしょうから
この取り組みは今後有望な分野と言えましょう。
東京新聞にも取り上げていただきました。
お墓問題は、それだけ深刻ということか。 https://t.co/PtbC3fPfoM— 小諸市長 小泉俊博 (@komorojin) 2018年5月30日
一般的なお墓と小諸市の永代埋葬権の費用を比較してみましょう。
一般的なお墓にかかる費用の種類は
①永代使用料
②墓石代
③管理料
①永代使用料とは
お墓を建てるには、公営・民営の霊園や、寺院の墓地を使用することとなります。
その霊園・寺院の墓地の場所代としてかかる費用を「永代使用料」といいます。
一般的な場合、永代使用料を支払った墓地は使用者・継承者がいる限り永代に渡って使用し続けることができます。
ただし、もしお墓の継承者がいなくなり、管理料を支払えなくなった場合は「無縁墓」となり使用権は失われます。
なお、お墓の引越しや墓終いなどにより、契約したお墓が不要になってしまった場合、墓地を返還することもできますが、永代使用料はあくまで「使用料」として支払っているためお金は戻ってきません。
②墓石代
「墓石代」とは、棹石・外柵・カロート(納骨棺)・花立・香炉などの基本的な石材一式と、
家名・題目・建立者・建立日などの基本彫刻料・据え付け工事代金、香皿や花立などの金物付属品の代金を含んだ総額のことをいいます。
③管理料
墓地購入後は、霊園・寺院へ管理料を納めることとなります。
休憩所、トイレ、水汲み場、園路、緑地などの共有スペースの維持・管理や、電気代・水道代など、墓所運営にかかる費用は管理料からまかなわれます。
管理料は、お墓の契約後ずっと継続してかかる費用ですので、毎年の支払額が負担のない額であるかということも、お墓選びの大事なポイントになります
一般的な埋葬で新たにお墓にかかる費用は
新たにお墓にかかる費用は都会か地方か、必要な広さによって永代使用料が異なります。
東京都23区 約160万円~300万円
23区外 約40万円~60万円
神奈川県 約40万円~60万円
埼玉県 約30万円~50万円
千葉県 約20万円~40万円
墓石代は仕様により金額が異なりますが全国平均で163.7万円ぐらいです。
小諸市の取り組みは圧倒的に安い
今日の夕刊。
うそ、私そもそも小諸市好きです!
これは人気出るよー。
ふるさと納税、永代埋葬権。
小諸市へ24万の寄付が必要とあるけど、永代供養だとそれくらいおかしくない。斬新な返礼だね。
ふるさと納税以外でも合葬墓は小諸市民が5万、市外在住者は7万で納骨できるそうです。 pic.twitter.com/bdCUPzDg9g— りか (@ri_jsbflyma) 2018年5月29日
今回の小諸市の取り組みの魅力はコストの他に
それにしても毎年かかる管理費が不要というのは、残る人に費用の負担を掛けたくない人にとっては大きな魅力です。
現代社会では子どもたちは離れた場所に住んでいるので、お墓を建てても管理でき無い場合が多々あります。
永眠後は市が管理してくれるのは今後の時代にもマッチしている手法と言えましょう。
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