朝丘雪路と津川雅彦の徹子の部屋

2018年6月7日の徹子の部屋は今年4月に亡くなった女優・朝丘雪路を偲び、

45年間連れ添った夫の津川雅彦がスタジオで朝丘さんの思い出と現在の心境を語ります。

朝丘雪路と津川雅彦の夫婦生活や家族のエピソードを、在りし日の朝丘雪路の姿と共に珠玉の映像で綴ります。

残された夫・津川雅彦は体調が思わしくない中、スタジオで妻への想い、最期をみとった気持ちを明かします。

朝丘雪路の結婚には反対された

あの当時相当皆に反対されました。

小林桂樹が「お前結婚したのか

誰って」いうから

「朝丘雪路」っていったら黙っちゃった。

「いや～良かった良かった

君役者どうするの？」

「やりますよ」って言ったら

「あっそう　僕食べさせてもらうのかと思っていた」って。

「『雨がやんだら』がはやっていたから、歌手として相当儲けていたところだから

桁は違いましたね。稼ぎの桁が。」津川雅彦

「オシドリ夫婦と言われたけど。」黒柳徹子

「記者会見ではすれ違いがいいと言いました

いつも一緒にいない方が新鮮でいいという意味で言った」津川雅彦

「彼女の才覚でテレビに出たときは彼女がキスをしたりしてきたとか

僕はやめろっと言っていた。」津川雅彦

1981年放送45才の時のVTR

津川と結婚して3日目で家を出ようと思った

「ほんとなの？」徹子

「ほんとなの」朝丘

「だって凄い口が悪いのね

おならをするのといびきがスゴイ」朝丘

「お父さんが優しい人なので津川からしゃべる前後にバカ野郎とか言われると

怒られてるみたい」朝丘

結婚する前は笑いが絶えない生活と考えていました

ところが

口の悪さといったらとびきりで朝丘雪路はブルーになってしまったといいます。

 

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1986年　50才　ボインの由来

ボインは11PMで大橋巨泉と番組を一緒にやった時に、

大橋巨泉とぶつかったはずみで巨泉が飛んでしまったことがありました。

それがきっかけで朝丘雪路のあだ名はボインということになりました。

陽気なのは長所でもあり欠点でもあると。

笑ってすましてしまうのは欠点とも。

結婚当初はなかなか面白かったですよと津川雅彦。

アルツハイマーは徐々に進行していったからびっくりするよなことが起きるのには大分時間が経ってからだったとか。

最後まで元気で津川正彦は2階、朝丘雪路は1階に住んでいました。

2階に駆け上がってきたくらい元気でした。

「(一緒の生活は)間7～8年抜けてるけど？」徹子

「彼女が怒って出て行った

彼女の家から出て行ったから

僕は残るわけにはいかなくて

家は売らざるを得なくなった

お父さんに買ってもらった家だったけど

かわいそうなことをした」徹子

1992年　56才　　育児は津川が

「お願いだから真由子におっぱいあげさせてくれ

オムツも変えさせてくれと津川に頼まれた」と朝丘雪路。

「オムツはよごれたら雅彦さん!って呼ぶとハイハイって駆けつけてくれて

お風呂入れるのも雅彦さんが

私が入れるという危ないって言って」朝丘

1999年64才　　父兄参観も津川が

「父兄参観はずっと津川さんが行ってましたけど

一日だけ私が行ったんです

津川さんが私を行くかさないの

何でって聞いたら

母親のために真由子の評判が悪くなるといけないから」朝丘

「幼稚園の試験も

真由子が受かってるのに母親が落ちるといけないから」朝丘

2010年　74才　津川の負債

「津川さん負債抱えてご迷惑かけてすいません

銀行に来いって言われてそこで聞かされて銀行で倒れました

ちょっと入院したんですけど

記憶がないんですよね

世田谷の家にまっすぐ帰ったんですけど

そこももう住めないって売らないって言ったけど

売るも売らないも持っていかれるというので

我慢しました」朝丘

津川の言葉によると

そのとき朝丘雪路はみれんがましくなく「いいわよ」っていってくれたそうです。

朝丘雪路と津川雅彦の結婚生活

朝丘雪路は1967年青森県八戸市の内科医師と結婚、男児をもうけましたが1968年離婚しました。

子供は夫側が引き取りました。

子供が1才にもみたないのですからよほどのことがない限り母親側が引き取ります。

何故でしょう。

朝丘雪路は深水に常軌を逸した溺愛を一身に受けて成長しました。

そのため世間知らずのお嬢様育ちで、一般常識というものがよく分からず

まさに浮世離れした人格ともいわれています。

・お金を使って買い物をしたことがないから，硬貨の価値を知らない。

・火がこわいから料理ができない

・洗濯機が使えない

・オムツ替えは家政婦に任せていた

このひどさを超える朝丘雪路の魅力があったのでしょうね。

1973年津川雅彦と再婚し1974年真由子を出産します。

大物ですね津川雅彦は。

娘・真由子が生後5ヶ月の時期に誘拐されるが、後に無事発見・保護され、誘拐犯は逮捕されました。

津川雅彦は1978年一人娘、真由子の誕生を機に、木のおもちゃの必要性を感じ、自らおもちゃ販売会社「グランパパ」を設立します。

今や20店舗を全国に展開、タレントの副業とは一線を画す本物志向の店を経営しています。

1984年二人は別居しました。

津川雅彦は「僕たちが結婚したときの理由が、すれ違いと性格の不一致だから。人って一緒にいればいるほど新鮮味がなくなっちゃう。だからまず、すれ違いでいるほうが新鮮味が保てる」と、長く続く秘訣を明かしています。

朝丘雪路は2014年、4月9日から13日までの　夫・津川雅彦と娘・真由子との家族共演で行われた舞台『花や…蝶や…』への出演を最後に休養に入ります。

別居していた津川雅彦は2015年ころから家事を手伝ってくれていた女性とともに朝丘さんを介護していました。

津川雅彦が2017年10月末に肺炎で、緊急で運ばれ、集中治療室（ICU）で治療されていました。

朝丘雪路が2018年5月20日、同年4月27日に死去していたことが報道されました。82歳没でした。