松本穂香が「この世界の片隅に」の主役に選ばれたわけは？

公開日： 2018/05/05 : 未分類

デビュー3年目の21才の松本穂香が「この世界の片隅に」連続ドラマの主役に選ばれました。

3000人の応募者に中からプロデューサーの佐野亜裕美氏、脚本を手がける岡田惠和氏、演出の土井裕泰氏が満場一致で選ばれた理由とは？

北條すず役・松本穂香さんと北條周作役・松坂桃李さん。後ろには呉市の古民家を移築したオープンセット（絶賛建築中）が！！
尾野真千子さん、伊藤蘭さん、田口トモロヲさん、伊藤沙莉さん、土村芳さん、久保田紗友さんの出演も決定！！脚本は岡田惠和さん、音楽は久石譲さんです！！#このせか #tbs pic.twitter.com/sxRV2Asapl

— 【公式】日曜劇場『この世界の片隅に』7月スタート！！ (@konoseka_tbs) 2018年5月4日

「この世界の片隅に」は現在もアニメ劇場版がロングラン上映されているほどの人気作品です。

既に110万人以上がアニメ劇場版を鑑賞しています。

「この世界の片隅に」は過去終戦記念日の単発ドラマとして放送されたことはありますが、連続ドラマ仕立てとなるのは初めてのことです。

TBSは「この世界の片隅に」を2018年夏の連続ドラマ作品として放送するため実力派俳優でわきを固めました。

主役に選ばれた松本穂香が十分にその魅力を発揮できるようにするためです。

「この世界の片隅に」テーマとあらすじ

「この世界の片隅に」第二次世界大戦のさなか過酷な運命にさらされるも力強く人間らしく生きて行こうとする日本女性をテーマに描いています。

第二次世界大戦のさなか、18才の女の子がすずが結婚し、栄養失調で子供ができないなか、夫の過去の恋人に嫉妬に悩む中、

爆撃で身近な人を戦争で失い、自分も右手を失い、紙一重で自分は被爆を免れるも妹は被爆するという過酷な運命に翻弄されます。

被爆後の広島に夫と共におとずれ、焼野原を見る仲、夫との巡り合いに感謝し

戦争孤児を夫ともに育てて行こうと決意するまでの濃密な主人公すずの2年間の人生を描きます。

松本穂香が「この世界の片隅に」の主役すずに選ばれたわけは

「この世界の片隅に」は戦争という過酷な運命に翻弄されながらも力強く生きてきた日本の女性像と夫婦愛をテーマとして描いています。

過酷な運命に立ち向かう　すず役の女性の年令は18才から20才がターゲットです。

すず役は当初、キャスティングでの決定を予定していたそうですが

「すずさんにぴったりな方が考えても考えても思いつかなかった」ということでオーディションが実施されました。

約3,000人のオーディションの中から松本穂香が選ばれましたが、

これはプロデューサーの佐野亜裕美氏、脚本を手がける岡田惠和氏、演出の土井裕泰氏が満場一致だったそうです。

3人の最初の印象が決め手でした。

「部屋に入ってきたときに、アンバランスな魅力を感じた。手脚がスラッとしていて長く、アングルによって全く違う表情を見せるファニーな顔立ち。それらも含め、とても魅力的だった」と話す。

松本穂香が演じるすずを観てみたいと

松本穂香のすらっとしたスレンダーな姿態とファニーな顔のアンバランスの魅力が決め手はに魅かれたということです。

栄養失調で子供ができないという設定ですから、そもそもファットな女性はだめです。

現代的なファニーな顔をしていながら過酷な運命に立ち向かっていく女性像の方がずっと魅力的です。

現代のファニーな日本の女性でもいざ過酷な運命に陥っても懸命に人間らしく生き抜いていくのだというところを見たいわけです。

最初からこいつは頑張れるぞ!という顔だと面白くない訳です。

その松本穂香のファニーな顔はこちら

松本穂香を盛り立てるその他のキャスティングは

まだデビューして3年目の21才の松本穂香ですから、脇を固める必要があります。

岡田惠和氏は、ヒロインを支える役者陣の起用について「松本穂香さんが、まだお芝居を始めて2年少しくらいで、まだ新人に近いところにいる方でありますので、ほかの方々はきちんとお芝居のできる方々を挟んで、のびのびとすず役をやれるようにと思って、尾野真千子さんをはじめキャスティングをした次第でございます」とコメントしています。

尾野真千子は味のある姑役です。

夫の周作役は実力派人気俳優の松坂桃李です。

十分にファニーな松本穂香の魅力をひきだしてくれるでしょう。