藤田菜七子がG1で実力を発揮!めざましの三宅正治も評価する技術力とは

2019年2月17日東京競馬場で開催されたフェブラリーステークス（GI）1600mダート のGIレースの結果は

藤田菜七子は5着に終わりました。

短距離が特異な馬を上手にコントロールしてG1で実力を発揮した藤田菜七子の技術力(実力)をめざましの三宅正治は評価しました。

優勝したのは武豊が騎乗する１番人気のインティでした。

藤田菜七子人気のおかけで彼女が出走する競馬は売り上げが3割のびる実績となっています。

この日も藤田菜七子効果はてきめんで、フェブラリーステークスの売り上げは前年比１７・２％増の１５１億円、入場者は２１・８％増の６万１千人でした。

６万超えとなったのは同レース開催日では９年ぶりとか。

身長157cm体重45.6kgの21才の女性がこの日だけで売上高を22億円も増やしたのですから、JRAにとっては打ち出の小づちですね。

めざましの三宅正治も評価する藤田菜七子の技術力とは

めざましテレビの三宅正治　部長は　フジテレビに入社したのは「ダービーの実況がしたいから」というのが理由です。

入社12年目以降は毎年ダービーの実況を担当したいわゆる競馬マニアです。

そのめざましテレビの三宅正治　部長がいつもより興奮気味に藤田菜七子の実力を評価しました。

1200mなどの短い距離が得意の馬なんですよ
そういう馬というのは前半にグワーッて行っちゃうわけ
それをなだめてなだめて前半に乗らないと

もうすり足がなくなっちゃうんですね
それが彼女はできていた
あたりが柔らかいのかね彼女はね

非常に騎乗がうまかったですね
最後はしっかり伸びていましたし
ただ昨日は武豊がスローペースに落として後ろからくる馬のすり足を封じる見事な機序を見せたのがすごかったです

僕は改めて藤田菜七子騎手の力を再確認しました。
素晴らしい騎乗だと思いますよ。

めざましテレビの三宅正治部長の藤田菜七子に対する評価は激賞でしたね。

もちろんオーナーのドクターコパも「理想のレース展開をした」と激賞しています。

コパノキッキングのＤｒ．コパこと小林祥晃オーナーは、満面の笑みで菜七子を出迎え「本当にうまく乗ってくれた。ありがとう」と握手した。

「秋はアメリカ（ＢＣスプリント）に行ってもいいかな」とも。

藤田菜七子の特有の技術と実力とは

人馬とも初めてのG1出場に当たり　NHK解説者鈴木康弘氏は勝機の分析をしています。

藤田菜七子は馬を上手にコントロールする技術に優れているからその特性を生かせというものでした。

藤田菜七子の女性特有の柔らかくて繊細な当たり。
彼女のの騎乗ぶりを見ていれば分かるはずです。
フワッと柔らかく乗って道中負担がかかっていない。
だから直線で多少追い方が甘くなっても、騎乗馬は伸びてくる

コパノキッキングに(G1の)マイルは１Ｆ長いと言われています。
体形からも１Ｆ長いのは間違いない。
でも、あの柔らかい当たりで道中リラックスさせてスタミナを温存し、ラスト１Ｆに脚を使えるような乗り方ができれば…。

人馬とも初めてのG1出場で藤田菜七子は理想的なレース展開をはこべたのです。

JRAの女性騎手として初めてG1に臨み5着となった藤田菜七子の感想は

18才でJRA競馬学校を卒業しデビューした藤田菜七子は2019年の今年宇年目で21才になりました。

人馬とも初めてのG1出場は感激と不安に満ちていたようです。

藤田は「（スタート前の）競馬場自体の盛り上がりがすごくてファンファーレと歓声を聴いたときは初めて馬場の中で泣きそうになりました。」

「本当に初めてこのG1に乗せていただいて東京競馬場自体は何度ももちろん乗ったことありますし、
1600ダートも何度も乗ったことあるんですけど、やっぱり違う景色に見えました。」

とＧIレース初出場の感想を口にしています。