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ローラがフィンランドで見たティンヤの犬の保護と生活とは?!坂上どうぶつ王国

公開日: : 最終更新日:2019/02/15 トレンド

2019年2月15日の「坂上どうぶつ王国」はローラが極寒の北極圏フィンランドで83匹の犬と暮らす女性の生活に潜入 します。

雪と氷に覆われたマイナス30度の地に多くの動物と暮らす謎の女性とはティンヤ・ミュッリュカンガスです。

犬の保護活動家で、犬ぞりサファリのビジネスを営み、自然と密着した生活を送っています。

動物愛護活動や自然保護に熱心なローラならではの取材になりそうです。

ティンヤに会うためにローラが訪れた場所は体感気温がマイナス15度でした。

オーロラの聖地としても知られるフィンランドの北限に位置する街はイナリが有名ですね。

「イナリでオーロラ観賞3泊5日の旅」というツアーが組まれています。

ローラは町に震えながら降り立ちました。

 
「うわ~、寒い! こんなに寒いと思わなかった!」午後3時なのに真っ暗です。

翌朝午前9時白銀の世界にローラを出迎えたのはたくさんの犬たちです。

広大な敷地の中で多数の犬を飼っているのはティンヤという35歳の女性でした。

ローラが訪ねたフィンランドに住むティンヤ・ミュッリュカンガスとは

ティンヤ・ミュッリュカンガスは、都会生活を捨ててラップランドの山小屋での生活を始めた女性です。

12年前にたった一人で犬の保護活動を開始しました。

彼女が飼っているのは、半分が保護犬です。

現在は、ラップランドの北部の広大な敷地に夫婦で生活していて、犬ぞりサファリのビジネスを営み、自然と密着した生活を送っています。

一番近い町からでも290㎞ほど離れています。

その場所が気になりますが、この動画によるとイナリの森に住んでいると紹介されています。

イナリはフィンランドの北部のラップランド地方にありますね。

地図を見るとイナリは北極に近い街であることがわかります。

ティンヤが一番好きな季節は、冬といいます。

「私は冬が大好きです。寒ければ寒いほどエネルギーが沸いてくる感じがします。

月や星の明かりがありますから、「カーモス」と呼ばれる極夜の時期も、全く嫌だとは思いません。」

ちなみにイナリの2月の気温は氷点下10度ほどで推移しています。

ここはイナリ湖に近い街ですから、ティンヤが住むムオトゥカトゥントゥリ山はさらに寒いことになります。

ムオトゥカトゥントゥリ山にほど近いティンヤの家には、電気も水道も通っていません。

料理は薪ストーブの上か、外で焚火をしながら作ります。

ティンヤは動物の愛護家でもあります。

「子供の頃から動物を飼っていました。でも、サファリビジネスを始めたのはまったく偶然です。
どんな理由であれ他の人たちが飼えなくなった犬を助けたいと思ったのです。」とティンヤは言います。

ローラがティンヤを訪ねた時は体感気温がマイナス15度。

想像を絶する極寒の地に住むティンヤ・ミュッリュカンガスです。

現在は夫のアレックスとともに83匹の犬と暮らしています。

シベリアンハスキー、アラスカンハスキー、ウルフドッグの3種の犬たちです。

半分は保護犬です。

徹底的な犬ファーストの生活とは

雪原は川の上で表面の氷を割ってくんで帰って犬にあげます。

犬が最もリラックスする環境なのです。

一日5回くんで新鮮な水を与えています。

電気もガスもなしです。

お風呂はないけどサウナに入ります。

オーロラが出ているときは夫と二人でお湯に入ります。

散歩は行きたいという犬だけを連れていきます。

リードはなしです。

それだけ広大な土地なのです。

馬12頭はすべて保護したものです。

ティンヤの下で人を拒絶していた馬は今では人が好きな馬に変化したとか。

人に冷たくされた一匹のウルフドッグの心を開くためにティンヤは現在も配慮しています。

ローラが保護した犬も最初は目を合わせてくれなかったとか。

餌は添加物なしの牛と豚の合いびき肉です。

解凍はサウナで丸一日かけます。

一匹当たり600g与えるので一日50kgでひと月50万円以上かかります。

ごはん代は犬たちが犬ぞりを引いて稼ぐのです。

犬ぞりツアーです。

2日間コースでひとり7万円で犬の保護活動に理解ある人たちに参加してもらっています。

ローラは熱心な動物愛護家

ローラは大変な動物愛護家で、滝川クリステルが「2020年までに殺処分ゼロ」を目標に活動している「Panel for Life (命のパネル)」のサポーターをしています。

自らもuni_project330というインスタを立ち上げて犬や猫の里親探しをしています。

ローラ自身の愛犬も保護犬なのです。

フィンランド犬はそりを引くことが一生の使命

ティンヤ・ミュッリュカンガスは「犬はそりを引くことが一生の使命」といいます。

「そり用の犬はそりを引くことを一生の使命と思っています。

お客様が到着するとまるで嵐のように耳をつんざくような声で鳴き出します。

これから自分たちが大好きなアクティビティが始まるが分かっていて、置いていって欲しくないのです。」ティンヤ・ミュッリュカンガス

ティンヤ・ミュッリュカンガスに保護された犬も犬ぞりをひくことで自らの食い扶持を稼いでいるのです。

フィンランド原産のそり引き犬種のひとつタマスカン・ハスキー

あまりにも外見がオオカミに似ているため、近づいて見てみないと犬かオオカミか判別できないといわれています。

オスの成犬で高さ70cm、重さ40kgぐらいあるとされ、種の誕生からずっと雪の中でソリを引いてきました。

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