瀬戸 健社長のライザップが赤字?NO.2松本 晃代表取締役からも苦情が
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ライザップグループは前年度まで好調に利益を上げてきました。
売上高を2014年の239億円から2018年は1362億円と5年間で6倍にした急成長しました。
このように急成長できたのはM&Aの多様です。
2014年に14社だったのが2018年9月には85社のグループ会社になっています。
その瀬戸 健社長のライザップグループが2018年度上半期(4~9月)の連結決算で純損益が85億3200万円の赤字に転落しました。
今期の業績予想は70億円の赤字と下方修正しました。
さらにライザップグループNO.2の松本 晃代表取締役 から「会社の経営が順調とか良いとかにかかわらず
違う会社を一緒に入れてしまうのは違うのじゃないか」ときついお小言を頂戴しました。
本体のライザップは好調で黒字なのにグループ全体で赤字となったのはM&Aで買収した多くの子会社の経営が不調だっただからです。
M&Aで買収した多くの子会社の中身は
従来、瀬戸 健社長は経営がうまくいっていない会社を買収して、経営を再生して利益を上げてきました。
M&Aによる買収する企業も「自己実現事業」に特化していました。
ところが2018年現在の子会社は本体のトレーニングジムのライザップとは無関係な企業が多くなりました。
美容・健康会社・・・・サンケイリビング新聞社、KENKOU、ぱど
アパレル会社・・・・・JEANSmate、堀田丸正、Auntie Rosa
住関連ライフスタイル・・・・I.D.E.A(雑貨)、 HAPiNS(インテリア雑貨)、 Tatsumi(ハウスメーカー)
エンターテイメント・・・・・SDスガイディノス、日本文芸社、湘南ベルマーレ
瀬戸 健社長は自己実現事業に投資することをポリシーとしていましたが、その軸がぶれています。
トレーニングジムで体が出来たら、かっこいい服を着たくなる、さらにいいうちに彼女を呼びたくなるという理屈でしたが・・・。
屁理屈とまでは言いませんが、夢を見すぎでしょう。
瀬戸社長自らヘッドハンティングした人材も生かし切れていない
スナック菓子業界 no.1 メーカー カルビーの前会長 松本 アキラは在籍した9年間で売り上げを1300億円から2500億円にした辣腕経営者です。
2018年6月ライザップ代表取締役CEOに電撃就任しました。
ところがこの松本 晃代表取締役から小言をもらっているのはなぜでしょう。
他にもUSEN元社長CEO中村史郎、島忠 元副社長 池内清和、ユニクロCIO(最高情報責任者) 岡田章二、元オルビス社長 高谷成夫等々そうそうたるメンツをヘッドハンディングしています。
どうも、瀬戸社長社長は結果にコミットしたい一念で周りの忠告に耳を傾けなかったのでしょう。
瀬戸 健社長のライザップが赤字?NO.2松本 晃代表取締役からも苦情が まとめ
ライザップグループは2018年3月の売り上げは1,362億円で前期比143%、営業収益は135億円で133%と大きく伸長しました。
2019年度の経営目標を見てみると先行投資効果により、2019年3月の売上収益2500億円・営業利益230億円ともに大幅成長の見込みとしていました。
なんとたった1年間で倍の売り上げの確保が瀬戸社長の目標だったのです。
瀬戸 健社長のライザップがとった手法はM&Aによる会社の買収でした。
ここ1~2年は月に一社ぐらいのペースでM&Aをしてきました。
買収先の経営再建をせずに次々とM&Aを重ねた結果の赤字なのです。
今後はM&Aはすべて凍結して拡大路線も変更するとのことです。
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