ちゃんみなの FXXKERが 自分らしい?世界のレベルはどうなのか。
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ちゃんみなのメジャーデビューは FXXKER でした。
デビュー曲の選定にあたりFXXKERにしたことについてソニーエンタティメントはちゃんみなの意向をくんだと言っています。
チャン皆の意向とはインディーズからメジャーに移行するにあたり勝手の仲間やファンに妥協したとは思われたくないというものでした。
妥協した思われたくないからFXXKERにしたというのは単純すぎる論理です。
FXXKERの歌詞では
自分は天才とか、かみつきたければ噛みつきな!と挑発していますが
それが自分らしい歌との認識でした。
それはまだちゃんみなが世界のレベルを知らなかった時の思考の産物の産物でしょう。
なぜならその自信は一瞬で吹き飛んでしまうからです。
インディーズからメジャーに移行してちゃんみなは計り知れない成長の恩恵を受けています。
最も大きなことは世界レベルの実力とは何かを知ったことです。
メジャーデビューしたことによるちゃんみなの成長の恩恵
メジャーデビューしたことによるちゃんみなのメリットは多数あります。
①世界の実力を知っているRyosuke”Dr.R”SakaiにLADYやFXXKERをプロデュースしてもらったこと。
②その関係でLAに行き世界の実力を知って自信が吹き飛んだこと。
③お姉ダンサーGENTA YAMAGUCHIの振り付けによりMVのエンターティメント性が格段に向上したこと。
例えばLADYの冒頭にスゴイ低音(環境暗騒音)が入って思わずびっくりします。
Ryosuke”Dr.R”Sakaiとは
Ryosuke”Dr.R”Sakaiはちゃんみなの”FXXKER”と”LADY”の作曲/プロデュース/ミックスを担当しました。
サカイは、30歳で歯医者さんから作曲家・作詞家・編曲家・ミックスエンジニア・音楽プロデューサーへ転身したという異色の経歴の持ち主です。
現在は日本に拠点を置きつつも、海外を飛び回り、アメリカやオーストラリア、カナダ、スウェーデンといった国々のアーティストや作曲家とともに
「コーライティング(Co-Writing)」という形で次々と曲を作り上げては、ヒットチャートに乗せています。
日本では中島美嘉、Crystal Kay、Ms.OOJA、ちゃんみな、Happiness、Flowerをはじめとして日本国内において150曲ほどのプロデュース/作詞作曲に関わり、総売り上げは350万枚以上を記録しています。
自分の思っている洋楽を、L.Aでやみくもに作って、日本に持って帰って評価されたものの、
アメリカのソニーATVミュージックパブリッシングの副社長に聴いてもらったらけちょんけちょんに言われてしまいました。
「良さが1個も分からない!、まったく理解もできない」って。
そこから世界レベルへの挑戦が始まりました。
海外でいろいろ有名なソングライター・キャンプに参加して、有名なライター(作曲・作曲家)と友だちになる中で腕を磨いていきました。
英語圏でのヒット曲の大半はコーライティング(共同作業)で行われていることも知りました。
欧米では日本ではほとんど使われない低域の20~30Hzがどんどん使われていて、この低域を含めたサウンドキャンバスを理解するというのが、
世界に打って出るには重要なんじゃないかと思っているとのことです。
ちゃんみなの楽曲ではLADYの冒頭にその深い低域がつ吸われています。
以上の事柄からRyosuke”Dr.R”Sakaiはちゃんみなに世界レベルとは何かを知らせたプロデューサーと言えます。
ちゃんみなの FXXKERが 自分らしい?世界のレベルはどうなのか。まとめ
ちゃんみなはこのような世界レベルの実力者にもまれて見ると「妥協した思われたくないからFXXKERにした」という考えが陳腐なことであるということを既に理解しているでしょう。
更にちゃんみなはラッパーになりたいわけではなく、
音楽をプロデュースしたいという夢の持主ですから
そこで真の実力をつけてこそちゃんみなの個性が際立つわけです。
実力が無くて個性を際立たせようとすると 無理が生じるわけですね。
FXXKERではアイデアはちゃんみなでも結果的に世界レベルの人から借り物をしてMVを構成しているわけです。
ちゃんみなの FXXKERが 自分らしいと思うのは勝手ですがこれで大ヒット飛ばしたわけでもありません。
自分らしいとは何なのかを改めて見直すのに20才は良いチャンスでしょう。
世界のレベルは、世界の実力者にもまれてこそ理解できるものでしょう。
世界の実力者にもまれているアーティストは日本には数少ないので現在のちゃんみなは貴重な経験をしていると言えます。
才能が有れば延びるしその結果はこれからでしょう。
その時こそMステの出演も意味あるものになるでしょう。
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