無能な管理職何故多い?!!林先生が驚く初耳学
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10月14日の林先生の初耳学では「無能な人が出世する」ということが真実であることを検証しました。
林先生の初耳学ではなぜ「無能な人が出世する」のか、「有能な人がなぜ出世できない」のか、そのメカニズムを解説します。
無能な人が偉くなったら有能な人を出世させたくないのが人間の心理ですが、社会学法則で説明します。
最近多発している車の不祥事をみるとかくも無能な管理職が多いのは何故なのかと思ったりします。
最も悪いのは書類審査だけで済ませるメーカー任せの国交省に原因があるようです。
完成車の無資格検査の問題以降、燃費・排ガスの測定、ブレーキの力やスピードメーターの誤差など不正が続々と判明しています。
国内自動車メーカーの半数が完成車検査で何らかの問題に関わる事態となっています。
財務省では「胸触っていい」と女性記者にいいよる管理職がいました。
国交省でこんな管理職が発覚したら「胸触っていい」と無資格検査の因果関係が繋がってもっと大事件になったことでしょう。
話が横道にそれました。
無能な管理職がなぜ出世するのか?
ある研究者が提唱した“世界中の会社は無能な管理職だらけ”という社会学の法則があります。
出る杭は打たれる。当たり障りのない無能なな人ほど出世する。
世界中の企業は無能な人だらけ。
その研究結果がピーターの法則です。
ピーターの法則は成果主義の欠陥を指摘した
成果主義の欠陥を指摘した「ピーターの法則」「ピーターの法則」は、南カルフォルニア大学教授の教育学者ローレンス・J・ピーターが1969年に提唱した社会学の法則です。
ピーターの法則とは、ローレンス・J・ピーターの著書「The Peter Principle」で1969年に提唱された社会学の法則です。
企業などの組織に属する構成員は、その全員が自己の能力を進展させ続けなければ組織がいずれ無能化し、機能しなくなるというものです。
たとえどんなに有能なビジネスパーソンでも限界まで出世すると無能になってしまうということです。
多くの社員が限界まで昇進し、「昇進を控える人が少なくなればなるほど、組織の仕事の遂行能力は低下する」ことになります。
結局組織の仕事は、出世する余地のある無能に達していない人材によって行われるということになります。
ここに成果主義の欠陥があるといいます。
スポーツの世界でも有能な野球選手が監督になったチームが最下位に落ちたということは良くある話です。
林先生ならもう少しわかりやすく説明してくれるでしょう。
調べると
ピーターの法則とは
現場で有能な人間は有能が故に昇進する
↓
昇進の先は中間管理職
↓
しかし、現場で有能でも管理として有能とは限らないが故にそこが限界点となる
(管理としても有能ならそこから更に上に昇進する)
↓
結果、上の各部署は無能な人間で埋め尽くされるというもの
— 志龍@平たいヴェネチア行きたい族 (@shiryu581208) 2018年10月11日
トップセールスマンが主任になる。
主任に要求される能力とセールスマンとして要求される能力は違います。
そこをクリアして更に出世して地区長になるともっと広い範囲を管理しなければならなくなります。
そこでお手上げ状態ということもあります。この場合その人は無能な管理職です。
こういうことはどこの世の中でも普遍的に起きているのです。
全ての管理職はそこから上に行くことができない、能力がないことを露呈した人たちの集まりなのです。
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