小平奈緒が平昌で追う究極の滑りとは?クローズアップ現代
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最終更新日:2018/02/16
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2018年2月8日NHKの「クローズアップ現代」は平昌オリンピックで金メダルの期待がかかるスピードスケートの小平奈緒に密着しました。
ソチオリンピックでは、500mで5位入賞、1000mでは13位だった小平奈緒です。
ところがここ2シーズン出場したワールドカップでは15勝全勝です。
小平奈緒は現在金メダルに最も近い選手となっているのです。
「クローズアップ現代」はここに至る軌跡を追いました。
Contents
小平奈緒が平昌で追う究極の滑り オランダで得たものは
ソチオリンピックではオランダ勢がスピードスケート全体の7割りものメダルをとりました。金メダルは8個でした。
小平奈緒は500mで5位入賞、1000mでは13位でした。
「オランダに行って世界を見てきたい。
本物を見てきたいって思いましたね。」
オランダでは金メダリストの英雄マリアンヌ・ティネルにつきました。
彼女からは「怒った猫になれ」と言われました。
前かがみになり過ぎているというのです。
上体を起こした方が愛の稼働範囲が広がって氷を良く抑えられるというのです。
以前は頭と腰が同じ高さになる極端な低姿勢でした。
アドバイスを受けて頭二つ腰より高い姿勢に変更しました。
しかし、オランダでは自己ベスト更新できませんでした。
感覚的にはまだ良いものが得られなかったのです。
マリアンヌ・ティネルからは「王者としての心構え」も学びました。
「大事なのは決して振り回されない強い気持ち」ということです。
行動の結果の失敗も成功だとおもうようになりました。
小平奈緒が平昌で追う究極の滑り 日本で最新のスポーツ科学を学び取り入れる
日本に帰国した小平奈緒はコーチと共に体に動作解析の装置を取り付けて分析を始めました。その結果カーブで骨盤が斜めに傾く事が発見されました。
カーブで骨盤が傾くと右足が浮いて氷から離れます。
そのため氷を強く推すことができなくなります。
小平と結城コーチはヒップロック 理論にたどり着きました。
骨盤周辺の筋肉を左右別々に意識して鍛えるのです。
一枚の骨盤を左右別々に考えるのです。
左右別々に骨盤をコントロールすることで傾かないように
軸を安定させカーブでも氷を強く推せるようになります。
小平奈緒はようやく自分の感覚の中にシンプルにはまるものになってきたのかなと言います。
ターゲットの筋肉は10種類を超えるトレーニングで鍛えていきました。
その成果をもとに氷の上でカーブワークを磨いていきました。
特注の1本歯下駄でバランス感覚を養う。
はくと静止が困難な特注の一本歯下駄を履いて前傾姿勢をとる訓練をすることでバランス感覚を養いました。
効率的に腰が入り、力がしっかりと伝わるようになりました。
オリンピックシーズンの初戦2017年10月に国内記録を更新しまた。
その後次々と記録は塗り替えていきました。
その結果は2シーズン出場したワールドカップでは15勝全勝です。
得意の500mでは24連勝中で無敵です。
小平奈緒の優勝が期待される平昌オリンピックのスピードスケート500mは2月18日です。
小平奈緒が平昌で追う究極の滑りとは?
現在平昌オリンピックを目前に控えて小平奈緒は金メダルをねらうとは言いません。
「勝つことよりも自分の実力をしっかりと着実に上げることが大切になってくると思うので
0.1秒でも早い自分がそこにあればいいのかなと思っています。
究極の滑りを求めてまなびを積み上げてきた人が一番強い」
これは小平奈緒流の勝利宣言です。
小平奈緒は500m・1000m・1500mに参加します。
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