蚊を寄せ付けない方法は?あさチャンの対策は
公開日:
:
トレンド
2018年7月27日の「あさチャン」は地球上でもっとも危険な生物・蚊を寄せ付けない方法と対策を特集で放送しました。
現在の地球上でもっとも危険な生物は蚊です。
蚊によって地球上では年間83万人もの死者数が出ています。
マラリアやデング熱等の感染症を運ぶ媒体が蚊です。
日本でも2014年8月に代々木公園70年ぶりに国内感染が確認されました。
デング熱は高熱や激しい頭痛にみまわれ、まれに重症化するケースもあります。
当時感染者は全国で160人に上りました。
さらに恐ろしいのがマラリアです。
結核・エイズと並ぶ世界三大感染症のひとつです。
年間2億人が感染し40万人以上が死亡しています。
アフリカを中心に猛威を振るうマラリアですが、飛行機の荷物に紛れて日本に入ってくる可能性もあります。
「あさチャン」は蚊の性質から入り、蚊を寄せ付けない方法について説明しました。
<関連記事>
蚊の性質
・高温で活動停止する。
蚊の適温は25度から30度で活動のピークとなる温度です。
ところが高温には弱くて35度を越えると蚊は活動を停止してしまいます。
「あさチャン」は実験によってそのことを証明しました。
そのたの蚊の性質は事項の「危険な生物・蚊を寄せ付けない方法は?」で合わせて説明していきます。
危険な生物・蚊を寄せ付けない方法は?
危険な生物・蚊を寄せ付けない方法として身近なものを利用した対策を「あさチャン」は実験によって有効なことを証明しました。
★柑橘類を身近に置く
切ったカンキツ類が有効です。
実験では切ったオレンジをボックス内に置きました。
手を挿入したボックスの中にオレンジを置いたものは蚊は入っていきませんでした。
オレンジがないボックスの手には蚊が止まり、刺されてしまいました。
蚊は柑橘類に含まれるシトロメラールという成分が嫌いなのです。
家に果樹の木があって食べない夏ミカンや酢だちなどの柑橘類が大量にある家はいいですね。
★扇風機を回す
蚊は体重が2mmg程度で軽いので扇風機程度の風に逆らって飛ぶことができません。
風を感知すると飛翔をやめて壁に止まってしまいました。
東京農業大学の長島孝行享受の見解は
「人間は二酸化炭素や汗のにおいなどを出していて
それが蚊の好む匂い。
扇風機は物理的に蚊を寄せ付けず匂いを飛ばす。」というものです。
危険な生物・蚊を寄せ付けない方法は?蚊取りペットボトル
蚊取りペットボトルはフィリッピンで有効だった方法です。
フィリッピンの上下水道事業の大手マイニラッド社が開発したのが蚊取りペットボトルです。
フィリッピンで5~6年前にデング熱が流行した時に家庭に 蚊取りペットボトル を配布しました。
患者が55%も減りました。
構造は簡単なので家庭で作ることができます。
・材料は
1.5ℓのペットボトル
イースト菌 大匙一杯
砂糖 大匙4杯
黒い紙
水 コップ一杯
だけです。
・作り方は
ペットボトルの上部を切り取ります。
ペットボトルの下部に水とイースト菌を砂糖を入れで混ぜます。
切ったペットボトルを逆側にして下のペットボトルに挿入します。
周りを黒い紙で覆います。
テレビには出なかった「蚊取りペットボトル」の使い方
「蚊取りペットボトル」の有効性を発揮させるにはいくつかの注意点があります。
蚊の性質から配慮すべき事項。
蚊は風に良いので風通しの良いところではなく無風の場所に置くべきでしょう。
蚊には縄張りがあるといわれているので、場所を移動して配置するのがいいでしょう。
風が吹いたり高温(35度以上)で活動停止になると草木の葉の裏側にとまるのでそのような下に配置すると良いでしょう。
イーストの活動(発酵)に都合がよいのは30℃くらいです。
イースト菌が砂糖を食べつくすと後は腐敗が始まるのでその前に捨て他方が良いでしょう。その時間は気温が支配します。
ヤモリなどの害虫の天敵も好んで入ってくるので、ヤモリがいるところは避けた方がいいでしよう。