多田克彦の遠野での自立した農業経営とは？製品が買えるお店は

2018年7月30日の「プロフェッショナル仕事の流儀」は岩手県の遠野で自立した農業経営を営む多田克彦を特集しました。

この記事では最後に多田自然農場製品が買えるお店も紹介しています。

#プロフェッショナル で取り上げられた岩手県遠野市の多田克彦。ソーセージが一番のお気に入り。原材料の少なさに激しく衝撃を覚える。これぞまさしく「素材を生かした味」ぜひ何も付けずに食してほしい。すぐに違いが分かるから。 #岩手においでよ pic.twitter.com/XtMb9d8oev

— たい (@RoTO6nbPTkcyiVT) 2018年7月30日

多田克彦が市役所で働いたときに読んだ柳田國男(1875～1962年)の「遠野物語」に衝撃を受けました。

柳田國男は東京帝国大学法科大学政治科（現・東京大学法学部政治学科）卒業後、明治33年（1900年）に農商務省に入り、主に東北地方の農村の実態を調査・研究するようになりました。

そして農業のあり方に警鐘を鳴らすようになりました。

「政府の保護にすがることを、ただ一つの逃げ道とする風をやめて、独立して国の中堅産業となるだけの計画を立てるのが自覚である」柳田國男

柳田國男は「日本人とは何か」その答えを求め、日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行し、初期は山の生活に着目し、1910年の『遠野物語』では「願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」と述べました。

日本民俗学の開拓者で、多数の著作は今日まで重版され続けています

多田克彦の遠野での農業経営のきっかけとは

多田克彦は100年前に書かれた「遠野物語」が岩手県のことを書いてあるのに遠野市民である自分が知らなかったことを恥じ、勉強会を立ち上げました。

ついには市役所をやめて自営農業に転職しました。

多田克彦にとって牛肉自由化が大きな転機となりました。

外国からの安い乳製品と太刀打ちできなくなり、農協は牛の処分を組員にせまりました。

多田克彦は農協を脱退し、大量の牛を飼育して乳業会社とタイアップして年間20億円の売り上げをあげるまでになりました。

ところが、その乳業会社はコンサルに騙されて倒産してしまいました。

大量の牛を処分して多田克彦は1年間考えました。

柳田国男の「政府の保護にすがることを、ただ一つの逃げ道とする風をやめて、独立して国の中堅産業となるだけの計画を立てるのが自覚である」　の言葉に後押しされました。

農業だけで自立する覚悟をしました。

自ら乳製品や農産品を製造販売する会社を設立しました。

 

スポンサーリンク





 

多田克彦が考える自立した農業経営とは　自ら会社を設立して

素材の生産から、商品の製造、販路まで独自に切り開くことです。

世界が驚く商品を遠野から世界へ発信するのです。

多田克彦の遠野での農業経営とは

多田克彦目指す　遠野での自立した農業経営とは世界を驚愕させる高品質な物・商品を作ることです。

ここにあるけれどもここにしかないものをつくることです。

多田克彦自らが経営する、多田自然農場が生み出す野菜、牧場の牛乳とそれが生み出い産品、パティシエのスィーツすべて世界を驚愕させるものを目指しています。

さらに地元の会社と組んでチーム遠野としての世界を驚愕させるコラボ商品の開発も行っています。

チーム遠野で挑むのは大都市や海外への販路拡大、それが可能な使用品の開発です。

そのためには東北の名産品を東京の商社スーパーに売り込む商談会したり、自ら東京の商社に売り込みにも行きます。

具体的に見ていきましょう。

多田自然農場の経営と農法管理　　　

30年前に開いた5haの農場です。

多田克彦は多忙を極める今も毎日早朝に起きてここでの農作業自らします。

多田克彦が求めているのは徹底した品質の追求です。

たとえば30年間ほうれん草を栽培していますが、従業員と一緒に昼食をとってその味を確認します。
　
それが肥料設計、土の管理に反映していきます。

多田克彦は30年かけて毎年栽培を工夫改善して外観の良い、厚い葉でえぐみのないほうれん草を開発しました。

たどり着いたのは誰が食べても驚く美味しさです。

野菜類は冷涼な気候だと糖分が増えて葉が厚くなり美味しくなります。

高原野菜が美味しいのはそのためですが、多田克彦はさらに改良を重ねているのですね。

多田克彦の牧場での牛乳の生産管理と商品と販路は

牛乳の品質にこだわりました。

バイヤーは一口のんで「アッおいしい」「濃厚だ」と品質の違いがわかります。

この牛乳を生み出すために多田克彦は牛にストレスをかけない飼育方法を実行しています。

牛は、水のみの牛舎と寝る牛舎を自由に行き来出来ます。

牛は自分で行動を選択できるようにしています。

この方法で質の高い牛乳が生み出せると多田克彦はいいます。

　　
のむヨーグルトは4年前は台湾へ去年からはアメリカ各地への販路を切り開きました。

多田克彦のパティシエの経営方法とは

多田克彦のパティシエは自ら作った美味しい牛乳やチーズを使って生み出すスィーツに特徴があります。

工房立ち上げからの仲間でスィーツづくりを任されている坪井里香です。

工房を立ち上げるときに行くなり修業に出されました。

今では驚きを感じる今までにない商品を毎日開発し続けています。

10年間は苦難の連続でした。

美味しい抹茶プリンができました。

多田克彦はここで昨日おとといできた商品・抹茶プリンを早速売り込みに東京へ出張します。

多田克彦は台湾現地での販売イベントの提案をして、商社の社長は受け入れました。

「消費者の立場に立って商品を開発する多田さんは岩手県の代表だとおもいます」商社社長

多田克彦の遠野での農業経営とは？多田自然農場製品が買えるお店

遠野風の丘の #多田自然農場 コーナー
色々な種類のプリンなどがあり、どれも美味しそうで困ってしまった😅
シンプルそうなナチュラルプリンと、名前に惹かれた昔、あったずもなプリンを購入。懐かしい感じと、トロトロ系でどちらも優しい味だった😊
他のも全部食べたくなった😆#遠野市 #反骨の酪農家 pic.twitter.com/2Cn2l1O2yy

— たべすきー (@kabesky_k) 2018年6月20日

番組で紹介したのは東京赤坂のDEAN＆DELUCA 　　多田自然農場の　カスタードプリン　388円(税込み)です。

濃厚なミルクの味わいが好評で限定60個が完売となります。

DEAN & DELUCAより明日4/27〜4/30まで岩手の多田自然農場から「カスタードプリン」が登場します！濃厚なプレミアムプリンの味わいがたまりません！ #プリン #カスタードプリン #ディーンアンドデルーカ pic.twitter.com/BotamrbZ77

— スマート美学 (@smart_bigaku) 2018年4月26日

多田自然農場の製品のむヨーグルト、食べるヨーグルト、プレーンヨーグルト、ナチュラルプリン他があります。
　　　　　
多田自然農場製品が買えるのは以下のお店です。

・岩手県・

みずかみ/アクティマーケットプレイス

結いの市/盛岡イオン南

川徳壱番館　内丸/キューブⅡ

パワーアップバリュー水沢

かわさき道の駅

・北海道・

ふなきストア

相澤食料百貨店

・青森県・

ヤマヨ十和田

・秋田県・

ダイサンクレタ

・宮城県・

仙台駅/伊達のこみち「いろといろ」

ピボット

グリーンマート

・福島県・

ピボット

鎌倉屋

・東京都・

三越　銀座/日本橋

大森　ダイシン百貨店

いなげや「ブルーミング・ブルーミー」ほか

ディーン＆デルーカ

恵比寿　ワインマート

吉祥寺　アンテナショップ「麦わら帽子」

スーパーノムラ屋

麻布十番　ナニワヤ

信濃屋食品館

紀ノ国屋

・神奈川県・

大野屋

西武　小田原

地場屋ほっこり

デリスタスエヒロ

ロピア

・千葉県・

主婦の店

T・マート

しげのや

・埼玉県・

味一屋

ヤオコー　ららぽーと富士見/坂戸千代田

・富山県・

アップルサンショウ

・福井県・

ヤスサキ

・新潟県・

マルセン

・石川県・

どんたく

・静岡県・

ヒバリヤ

・愛知県・

渥美フーズ

ディーン＆デルーカ

山彦

・大阪府・

コーヨー

大近

阪急キッチンエール関西（宅配）

・広島県・

ナチュラルマーケットイコウ

・福岡県・

ディーン＆デルーカ

・熊本県・

インパクトワン

・台湾・

有元

お取り扱い商品や店舗などにつきましては、各お店にお問合せください。