小籔千豊が売りたいバンド・ジェニーハイとは？

公開日： 2018/07/13 : トレンド

1993年にデビューした小籔千豊にとって不遇の時代が長く続きました。

中島みゆきの『時代』という曲の歌詞を聴いて、「そんな時代もあったって話せる日がいつか来る」ってほんまか、中島みゆき、と思ったらポロポロと涙が流れてきたこともあったとか。

2006年1月31日に吉本新喜劇の座長に就任した小籔千豊にとって2011年は転機の年になりました。

プライベートでは子供が産まれたばかりで好ましいタイミングではなく、乗り気でもありませんでしたが、

「東京にも新喜劇を広めたい」との思いから、東京吉本へ移籍を決断しました。

2011年10月3日からfはBSスカパー!で放送されているバラエティ番組『BAZOOKA!!!』のMCとしての活躍が始まります。

バラエティ番組『BAZOOKA!!!』は地上波では放送できない内容をもターゲットにしているバラエティ番組です。

下ネタや過激な政治ネタや企画ものとして地下クイズ王選手権、高校生ラップ選手権などを過去取り上げています。

ジェニーハイ久しぶりに集まったぜ！！ pic.twitter.com/E0zzHnJman

— ジェニーハイ (@genie_high) 2018年7月5日

バンドシェニーハイの誕生

2017年7月31日にBAZOOKA !!!「新プロジェクト始動SP」ではジェニーハイのもとになる新プロジェクトが始動しました。

BAZOOKA !!!を　　広く宣伝する　　ため緊急特別プロジェクトとして「BAZOOKA!!!バンド」始動しました。

このときのメンバーは小籔千豊、中嶋イッキュウ、くっきーです。

【BAZOOKA!!!バンドの目標】はテレ朝「MUSIC STATION」出演です。

(後に川谷絵音Pの参加により紅白出場になります)

それまではBAZOOKA!!!をユーチューバーとしての感覚で務めてきた小籔千豊からは

「作詞・作曲をヒットメーカーへ依頼するのがMステへの近道」という案がでてきました。

この辺りは自信がすでに立ち上げているバンド・吉本新喜劇ィズ”の経験も生きているのでしょう。

どちらのバンドも小籔千豊は「MUSIC STATION」出演させて吉本新喜劇の宣伝もしたいのです

2017年10月16日BAZOOKA !!!バンドSPではバンドに川谷絵音（ゲスの極み乙女。）がギタリストとして加入することが番組内で発表されました。

併せてバンド名も明かされました。

当初はドラム担当の小籔、ベース担当のくっきー、ボーカル担当の中嶋イッキュウ（tricot）の3人で結成されましたが、

その後、バンドからのアプローチにより川谷がプロデューサー兼ギタリストとして参加することになりました。

さらに小籔が「俺の知り合いで一番えげつないキーボード」として推薦した新垣隆をメンバーに迎えました。

新垣隆の神ピアノがジェニーハイで炸裂!!

バンド「ジェニーハイ」の誕生です。

バンド「ジェニーハイ」のコンセプトは決まっていない

2017年10月16日「BAZOOKA !!!バンドSP」では「ジェニーハイ」のコンセプトは決めていません。

今も軸足が吉本新喜劇にある小籔千豊ですからバンドのコンセプトは作詞作曲する川谷Pに任せているのです。

音楽性は「川谷Pにお任せ。僕とくっきーに関してはただただ曲をいただいて練習するだけ」と小籔。

川谷が「コンセプトを決めずにやろうかなと思ってます」と川谷。

ジェニーハイのドラマー小籔千豊の軸足は吉本新喜劇にある

ジェニーハイの生みの親でありバンドのドラマーでもある小籔千豊の軸足は吉本新喜劇にあります。

吉本新喜劇での活動があったからこそ、仲間に恵まれ助けられ、俳優としてもミュージシャンとして活動できているからです。

しかしながら手抜きは一切なくて異分野にも人一倍の情熱で取り組んでいます。

吉本新喜劇で座長の小籔千豊は2016年「吉本新喜劇ィズ」というロックバンドを立ち上げています。

こちらの目標も「Ｍステ」に出演することです。

メンバーはドラムを担当する小籔のほか、ボーカルに宇都宮まき、ギターに松浦真也、キーボードに金原早苗・ベースはプロのチャットモンチーです。

宇都宮まきも松浦真也も吉本新喜劇団員です。

吉本新喜劇座長の小籔千豊が主些細する音楽とお笑いを融合させたフェス「KOYABU SONIC 2018」には

吉本新喜劇ィズ・ジェニーハイ・田島貴男(ORIGINAL LOVE)・渡辺直美・ゲスの極み乙女・tricot・レキシ他そうそうたるメンバーが参加して

9月15日(土) 16日(日) 17日(月祝)　10:30開演(9:30開場)　インテックス大阪　5号館＆1号館で開演されます。

吉本新喜劇で座長の小籔千豊は以前として音楽とお笑いの融合も模索しているし、

音楽を通じても吉本新喜劇をもっと売りたい意図があるのです。

川谷を感心させるほどドラムの練習に熱心な小籔千豊

小籔千豊は時間があると頻繁にスタジオに足を運んではドラムの練習をしており、川谷からは「僕が知っているどのバンドマンよりもスタジオに入ってる。

バンドマンの鑑」と賞賛されているのです。

小籔千豊は以前より音楽フェスティバル・コヤブソニックの主催や音楽ユニット・ビッグポルノのメンバー(解散)として音楽活動を行っており、

現在は吉本新喜劇ィズのメンバーとしても活動しています。

音楽とお笑いの融合をテーマに掲げてもいます。

音楽とお笑いも高品質なものを提供する以上ハードな練習が欠かせません。

なにしろ、ジェニーハイのキーボード奏者に現代音楽家で神ピアニストの新垣隆を加入させたのが小籔千豊の音楽への質へのこだわりを表しています。

当然自分は人一倍練習するのです。