デッドプール2ドミノのスタントマンが撮影現場で事故
公開日:
:
最終更新日:2017/08/26
デッドプール
デッドプール2ドミノのオートバイスタントマン撮影で事故がありました。
2017年8月14日 映画「デッドプール2」の撮影現場でドミノのオートバイスタントマン撮影で事故を起こしました。
ザジー・ビーツ扮するドミノ役のスタントを務めていたジョイ・ハリスさんが、バイク走行シーンのスタントでカーブを曲がり切れずにオフィスビルの1階部分に激突しました。
ドミノ役はヘルメットを被っていない設定だったため、ハリスさんもヘルメットをしておらず、帰らぬ人となってしまいました。
報道によるとハリスさんはプロのレーサーでしたが、スタントの経験はなく、今回の起用に問題があったのではないかとの声も出ているようです。
デッドプール2ドミノのスタントマンが撮影現場で事故
「デッドプール2」で亡くなった女性は、バイクの経験は豊かだが、映画の現場でスタントを行うのは、初めてだったそうです。
ハリスさんが日頃扱っていたのは300ccのバイクだったのに対して、事故が起きたのは900ccのバイクでした。
キャラクターがヘルメットしていないという設定のため、彼女もヘルメットをかぶっていませんでした。
週末と月曜日は丸1日リハーサルを行い、撮影当日も、最低5回は同じことをやっていました。
Deadline.comは、撮影が16時間に及ぶ日もあり、みんなが疲れていたとも報道しています。
デッドプール2ドミノのスタントマンが撮影現場で事故
「デッドプール2」主役のライアン・レイノルズは、「ショックで、非常に悲しく感じています。ですが、彼女のご家族や親しい方々の今のお気持ちとは、比較にならないでしょう。
ご心中をお察しいたします」というメッセージを、ツイッターに投稿しました。
デッドプール2ドミノのスタントマンが撮影現場で事故
「ワイルド・スピード」シリーズやマーベル・シネマティック・ユニバース作品など、数多くの映画にスタント・コーディネーターとして参加しているスティーブ・ケルソー氏は、プロのレーサーとスタントマンの違いは次元が違うものだと言っています。
「スタントを演じることと、とにかく速く走るのを目的にバイクに乗ることがいかに違うのかを説明することなんてできません。
ふたつは比べられないし、まったく混じり合わないものなんです。
プロのモーターサイクル・ライダーであることは仕事の半分にすぎなくて、あとの半分は、あらゆる限界や映画づくりの美学を知ることなんですよ。」
業界関係者は、ハリスさんが「デッドプール2」に起用されたのは、スタントマンとしてのスキルや経験よりも肌の色が優先された結果ではないかと推測している。
すなわち黒人女性であるドミノを演じるスタントマンは黒人であるべきで、それゆえに白人のスタブス氏は見送られたのだという説だ。
関連記事
-
-
デッドプールの映画ネタバレ
原作に忠実な描写がなされた実写映画デッドブールはアメリカでは一足早く2月12日から公開されました。