主役ライアン・レイノルズと新監督デヴィッド・リーチで作る映画「デッドプール2」
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最終更新日:2017/08/26
デッドプール
前作デッドブールは世界的にヒットしR指定作品の映画としては興行成績歴代1位となりました。
全世界興行収入は7億6,000万ドル(約836億円)を突破しました。
「XMEN」シリーズとしても歴代最高です。
それなのに映画デッドプールの制作費はアメコミ映画としては低予算で5800万 ドル(60億円)しかかけていません。
ではなぜ大ヒットしたのでしょうか?
この大ヒットを受けて20世紀フォックスは続編である「デッドプール2」の続編を早々に決めました。
ティム・ミラー監督は自身が引き続き担当するつもりで脚本を作成してすでに完成させていました。
前作の脚本を手掛けたレット・リースとポール・ワーニックも続投しているので共作したと思われます。
そとて来年そうそう映画制作に掛かろうとしていた矢先、なんとティム・ミラー監督が降板してしまいました。
それを受けて音楽担当のジャンキーXL(トム・ホーケンバーグ)も続編には不参加とする意向を自身のSNSを通じて表明しました。
なぜティム・ミラー監督は降板してしまったのでしょうか?
このふたつの疑問の解明については主役を演じたライアン・レイノルズのインタビューが参考になります。
ライアン・レイノルズは2016年の6月にシネマトゥディの単独インタビューを受けています。
ライアン・レイノルズは映画「デッドプール」のどんな点が観客を魅了したのかについて答えています。
まず素晴らしいアクションだね。
他の映画に比べて洗練され過ぎていなくて、直感的でリアルなんだ。
それと、とてもエモーショナルな作品だということも大事。
だけど、映画を観た直後、観客はそういったことにすぐには気づかない。
なぜなら、最高におかしいユーモアたっぷりの映画だからさ!
この3つの要素(アクション、感情、ユーモア)が機能することで、正しい『デッドプール』が出来上がっているんだ。
デッドプールを、観客が感情移入できる状況に置き、なぜ彼が追い詰められているかを観客が理解するようにすれば、彼はもっと自由になって、おかしいことをできるようになる。
そうすればうまくいくんだ。
映画としてハートを維持出来るしね。
そういったことが観客に伝わったんだと思う。
それと今、ハリウッドでは実に多くのスーパーヒーロー映画が作られていて、(観客の)飽きがピークに達してきている。
でも『デッドプール』はその手のジャンル映画やスーパーヒーローに比べて、少し変わった見方で作られていて新鮮だ。
だから公開タイミングも、とてもラッキーだったね。」
ライアン・レイノルズは映画「デッドプール」が大ヒットしたのは
3つの要素(アクション、感情、ユーモア)が機能することで、正しい「デッドプール」が出来上がっていると分析しています。
やたら俳優や設備やビジュアル・エフェクトに金をかけるのではなく
アクション、感情、ユーモアがデッドプールとして魅力的だったからヒットしたとカナダ出身のアメリカ俳優ライアン・レイノルズは総括しているのです。
エモーショナルな作品というのも最近のアメリカ映画には見られなかった点ではあります。
最近のアメリカ映画は現実世界とは遊離したド派手な戦闘シーンが多くて食傷ぎみでした。
ただ私はデッドプールのアメリカ的ユーモアを日本人である私が理解して見ていたとは思いません。
多少の違和感を感じつつも、アクションシーンとストーリー展開の面白さ、哀愁のサウンドトラックなどに惹かれながら見ていました。
「彼の降板は残念だ。ティムの仕事は素晴らしかったし、前作の『デッドプール』で彼よりも懸命に働いた人はいないよ」と語っています。
降板劇の直接的な原因には触れていませんが、ミラーの監督としての仕事ぶりに敬意を示しています。
インタビューの前の憶測ではミラーの降板はレイノルズとの意見の対立が原因と報じられていました。
そこにはまったく触れていません。
憶測ではミラー監督と主演のライアン・レイノルズとの間に衝突があり、「創造性の違い」によって、監督が降板することになったそうです。
また、ミラー監督が目指す「よりスタイリッシュな」続編を作るには前作の3倍のコストがかかることも、「デッドプール2」から降板の理由の1つとか。
ライアン・レイノルズが目指すエモーショナルな映画とミラー監督が目指す「よりスタイリッシュな」映画をうまくミックスできなかったのは残念です。
ライアン・レイノルズも40歳となり、強妻のブレイク・ライブリーとうまくやる分別があるのに・・・・不思議です。
チャド・スタエルスキーとともにアクションの振り付けを専門にする会社まで始めたりしています。
2014年公開の「ジョン・ウィック」ではチャド・スタエルスキーとともに共同監督としてメガホンを取りました。
コレはキアヌリーブスの希望でもあったようです。
現在デヴィッド・リーチは引っ張りだこ状態です。
そのせいなのか第3作のデッドプールは別の監督がメガホンを取るとのことです。
デッドプール2のアクションシーンは面白くなりそうです。
ライアン・レイノルズと新監督デヴィッド・リーチが作る映画「デッドプール2」のアクションシーンは面白くなりそうです。
もちろんライアン・レイノルズがヒット要因として分析したエモーショナル映画となるのは間違いないでしょうね。
前作ではストーリー展開にピッタリと寄り添ったサウンドトラックが映画の大ヒットに大きく貢献しています。
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そこで興味があるのは降板したジャンキーXL(トム・ホーケンバーグ)音楽担当プロデューサーの代わりに誰を起用するかです。
映画デッドプールを再び大ヒットさせるにはアメリカ国外でも大ヒットさせる必要があります。
そうなると映画「デッドプール2」の音楽担当は坂本龍一とするのもおもしろいでしょうけどね。
エモーショナルでハードなアクションに寄り添うサウンドトラックを期待します。
それに鑑賞する方はアクションが良くて、感情移入ができい、ユーモアがあれば制作費にいくらお金がかかっていても全然かまわないのですが。
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