羽生結弦の平昌オリンピック調整は?荒川静香
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平昌オリンピックフィギャアスケート男子シングル 2018年2月16日に10:00に迫りました。
羽生結弦の調整の調整状況を荒川静香が2月14日に取材しました。
2017年11月9日の練習で右足首の靱帯(じんたい)を損傷し、今年1月上旬に氷上練習を再開したばかりです。
荒川静香の印象は大一番に向けて羽生結弦の調整は順調に進んでいるというものでした。
羽生結弦の右足首の回復具合は
この日はショートプログラムの演技を確認しました。ブライアン・オーサ―コーチと会話を交わしながらの調整です。
この日は4トーループ + 3トーループのコンビネーションジャンプをミスなくクリアしていきます。
両方ともジャンプした後の着地は負傷した右足です。
着地はスムーズで違和感が感じられないので怪我の後遺症はないように見えます。
荒川静香は
「ミスなく一発目で飛ぶイメージができているので、体も準備ができている証拠だと思います」と回復に太鼓判を押しました。
4回転サルコーで転倒
4回転サルコーで転倒した時の右足の着地の動きはわずかですが着地直後不自然な動きがありました。それが原因で転倒したのかバランスが悪かったのかは瞬時なのでわかりません。
羽生結弦は再度挑戦して見事に成功しました。
それよりも荒川静香は
「凄い調整能力でしょ。2回目でパワーをアジャストしてきた」と評価しました。
回転パワー調整するのがポイントだったようです。
結局この日はジャンプ4回して失敗は1回だけでした。
「いつも数を多めにジャンプ飛んでいる羽生選手にしては珍しい調整ですが
これが今の羽生選手に必要な調整の仕方だと思います。」と分析する荒川静香。
元はと言えばブライアン・オーサ―コーチのいうことを聞かずジャンプ練習のし過ぎで足首を痛めたのですから・・・。
気になるのはケガよりもストイックさ
羽生結弦が平昌オリンピック優勝を決めるのに一番の障害はなんでしょう。ケガの復調よりも気になることがあります。
それは平昌オリンピックで金を狙いながら銀に終わった ハーフパイプの平野歩夢、スピードスケートの小平奈緒に共通する事項です。
平野奈緒のオリンピックにかけるコメントです。
「勝つことよりも自分の実力をしっかりと着実に上げることが大切になってくると思うので
0.1秒でも早い自分がそこにあればいいのかなと思っています。
究極の滑りを求めてまなびを積み上げてきた人が一番強い」
平野歩夢のオリンピックにかけるコメントです
「常に紙一重の状況で自分はかけてすべっているっていう状況
そこを目指している以上は
オリンピックでも今後大会でも出せるときは出していきたいと思っているし
人がたどり着けないようなことを
自分の夢にできればなと思いますね」
技の完成度が第一なのですね。
一方平野歩夢のライバルのショーン・ホワイトのコメントです。
「歩夢には素晴らしい才能がある。オリンピックで勝つには絶対倒さなくてはならないから
闘志が湧いてきたよ」
日本人選手は技の完成度におもきを置いているように見えます。
世界でまがうことなくトッププレイヤーのショーン・ホワイトはライバルを倒すことが一番と明言しています。
ハーフパイプをの二人の滑りを見て感じたのはショーン・ホワイトの闘志むき出しのエネルギッシュな滑りです。
一方の平野歩夢は技はすばらしいのですが、淡々と滑ります。
ショーン・ホワイトのように闘志むき出しのエネルギッシュなプレイは見ている人に転倒するのではないかという不安感を与えません。
ショーン・ホワイトは最高得点97.75点を出したこの演技で 着地都の時に手をついています。
ですから高得点は誤審だったかも知れません。
しかし、審判は味方しました。
相手を倒すことに目標を置けば、ターゲットの範囲は広まります。
技の完成度はもちろん、審判も、観衆もあらゆるものを見方につける必要があります。
羽生結弦は既に審判も味方にしています。
前人未踏の最高点を獲得した経験があるからです。
ランクが違うのかも知れませんが彼も
同じ罠にはまっていることをブライアン・オーサ―コーチが指摘していることが気になります。
「劇場に行くのも良いし、もっと人生を楽しんでほしいと思うんです。休みらしい休みも取ったことが無いかなと思うので、もっと冒険を追求する形で人生を生きてほしいんです。」
金メダリストのショーン・ホワイトは遊びまくる
ショーン・ホワイトは友達を連れて北海道を滑ったりしています。過去にはセクハラ訴訟を受けています。
米メディアによると、決勝の競技中に会員制交流サイト(SNS)上で、ホワイトの音楽バンドの元ドラマー女性が被害を受けたとする、
一昨年のセクハラ訴訟に関するメッセージが飛び交ったといいます。
ショーンホワイトは31才で年齢的に熟成していると言えばそれまでですが・・・。
最後にフィギュア スケート選手織田信成30才のショーンホワイトに対する感想を掲載します。
現役時代で特に印象に残っている選手はショーン・ホワイトです。
選手村では終始イエェーイつって感じで、異様にテンションが高いんです。
いくら選手村ではリラックスしている選手が多いと言ってもある程度の緊張感は持っているものですが、ホワイト選手はまるでその気配さえないんです。
オリンピックを心から楽しんでいる感じでした。
正直その強心さはうらやましかったです。
しかも、そんなラフな感じなのにぶっちぎりで金メダル取っちゃうんです。
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