地球型7惑星を39光年先に発見!!NASA赤外線宇宙望遠鏡
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米航空宇宙局(NASA)は地球型の太陽系外7惑星を39光年先の宇宙で発見したと発表しました。
発見はNASA赤外線宇宙望遠鏡で行われました。
大きさは地球とほぼ同じで、一部には海が存在する可能性があるそうです。
これまでに発見された候補はわずか4個しかありの゛んでした。
今回新たに7つも地球型惑星を発見したのは画期的なことです。
太陽の周りを周回しているNASAの赤外線宇宙望遠鏡の威力は絶大ですね。
今回の発見はベルギーのリエージュ大学などとの共同研究で、論文は英科学誌ネイチャー(電子版)に23日掲載されるそうです。
惑星の発見はNASAが2003年8月にデルタロケットにより打ち上げた赤外線宇宙望遠鏡で行なわれました。
口径 0.85m 長さ 10mのサイズです。
これまでに、星形成や恒星をまわる惑星、遠くの銀河など、さまざまな分野で重要な発見を重ねてきています。
この赤外線宇宙望遠鏡は太陽の周りを周回しています。
宇宙に望遠鏡を置く最大のメリットは地球の大気による電磁波の吸収がないことです。
ガンマ線やX線・紫外線・遠赤外線などは、大気に吸収されてしまうため地上からの観測が困難なのです。
これら惑星の発見に至ったのは観測者が星の輝度が一時的に低くなることに気付き、
周回する惑星のうち3つが星の表面を通過するためであることを突き止め今回の発見にいたったのです。
リエージュ大学のマイケル・ギロン氏らが、2015年以来観測を続けているTRAPPIST-1星を研究する中でのことです。
TRAPPIST-1の質量は恒星の下限に近い太陽の0.08倍、大きさは0.117倍しかありません。
表面温度は約2600Kと極めて低く、超低温矮星 (ultracool dwarf star) といった表現も用いられています。
ちなみに太陽の表面温度は5,778 Kです。
内部はもっと高くなり、中心部は約1500万度と言われています。
7つの惑星が十分な温暖な気候が確保されているのかは気になるところです。
TRAPPIST-1は非常に暗い恒星で放出するエネルギーも少ないのですが、
7つの惑星が非常に近くを周回しているために生命が誕生するのに適した環境と言われるハビタブル惑星なのです。
7つの系外惑星はTRAPPIST-1に近いものから「TRAPPIST-1b、c、d、e、f、g、h」と名付けられ、恒星から太陽と水星の間に収まるほどの距離を周回しています。
こんなに近いと太陽の1/10のおおきさとしても凄い巨大な太陽像となりそうですね。
地球外生命体が存在できる「ハビタブル惑星」の定義として、恒星からちょうどいい距離にあり液体の水が存在し地表温度も適当なこととされていました。
新たな研究発表によれば、惑星に生命体が存在できる条件はマントル流動の存在よりも「惑星内部の温度」が重要だそうです。
7つの惑星はいずれも比較的気候が温暖で岩の多い地形を有しているそうです。
7つの惑星のうち、少なくとも3つの惑星は地表に水が液体のまま存在する可能性があるといわれています。
恒星からの距離が程よく水が蒸発するほど暑すぎたり、凍るほど寒すぎたりすることはないからです。
それにしても、光の速度で走っても39年もかかる距離にある惑星です。
現在観測しているデータも39年前に発せられたデータということです。
想像もつかない世界ではあります。
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